ナチスの戦争1918‐1949 民族と人種の戦い 中公新書
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ニグンノテイオー | 沖縄県 | 不明 | 2021年07月21日
ナチスの人種政策と戦争の関係、そして戦い破れたドイツ人大衆の被害者意識の変遷について詳細に分析している一冊。新書版で薄く見えても内容は決して薄くはない。ヒトラーが一兵士として第一次世界大戦を終えたころ、ドイツ国内での戦闘が起きないままに降伏したため『背後の一突き伝説』がうまれ、さまざまな状況を経てナチス政権が誕生する。そのあとに経済・再軍備と同等に重視されたノンが人種・民族政策であった。出産奨励・弱者の断種・ユダヤ人政策を国内でやりつくした後にヨーロッパに生存圏を確立するため、「ヨーロッパの人種構成を変える戦い」に踏み切ったと説く。そしてその戦いに敗れ、瓦礫の中で占領軍の暴行や単に生存に必死となって自らを、絶滅戦争の参加者でなく、戦争という災害の被害者にすり替えてしまった過程までを書いている。なんとも同じ敗戦後の国民として他人事じゃない物を感じさせられた。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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