Kbc Band
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c.g.ponn | 石川県 | 不明 | 2015年08月05日
時は1985年、ミッキー・トーマス主導になった(ジェファーソン・)スターシップを抜けたポール・カントナーが、スターシップに対するオポジションとしてマーティ・バリンやジャック・キャサディと組んだバンドで、ポールが今も続けている現行のジェファーソン・スターシップの前身にあたる。現在もギタリストとして名を連ねるスリック・アギラーはこの頃からのメンバーである。一方、この時期のドラマーであるダレル”ペリカン”バーデュスコは現在ミッキー・トーマスと行動を共にし、ポール側のドラムスツールには、80年代のスターシップでプレイしていたドニー・ボールドウィンが座っている。 アルバムを聴いてみると、ポールの士気の高さは今もライブで演奏される名曲”アメリカ”をはじめとする3曲に込められており、それ以外の曲ではマーティがヴォーカルを取る。歌詞でアメリカの離婚問題に斬り込んだ”ホールド・ミー”のような曲もあるが、当時の平均的なポップ・ロックも少なくない。でもそれが不思議とチャーミングに映るアルバムではある。 ラストの”サヨナラ”はなんとオフコースのカバー(歌詞は英語)で、クレジットの誤記を含めて(松本隆らしき名前が書かれていた)当時大いに物議を醸した。マーティは”ハート悲しく”をヒットさせたソロ時代に日本で松井五郎作品なんかを歌った企画盤を作ったりしているので、その中でオフコースの存在を知ったものと思われる。後にも”YES-YES-YES”を取り上げており、恐らく史上最も早くオフコースの魅力にハマったアメリカ人はマーティで間違いないであろう。マーティと小田さんのどちらもが元気なうちに、一度でいいから共演が実現しないかなと思う。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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