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Paul McCartney

SHM-CD Pipes Of Peace (2CD+DVD)(スーパーデラックスエディション)(限定盤)

Pipes Of Peace (2CD+DVD)(スーパーデラックスエディション)(限定盤)

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    本当はリード・ボーカル取りたいピート  |  東京都  |  不明  |  2016年05月19日

    前作「タッグ・オブ・ウォ」ーと何かにつけ比較され、クサされることも多い本作ですが、個人的には両方ともほとんど同じくらいに好きです。 今回、同時にアーカイヴ化されたわけですが、「タッグ・オブ・ウォー」の方はオリジナル・ミックス版のリマスターは期待したほどの出来までは行きませんでした。しかし、本作の方はまさかリミックスなのでは、と疑いたくなるくらいに素晴らしい音に仕上がっています。音圧は旧CDより多少上がった程度にとどめていますけど、非常に透明感のある美しいサウンドで、作品の魅力がより一層際立っている感じさえします。 作品は、やたらタイトル曲とマイケルとのコラボ作品ばかり注目されがちですが、他の曲もシブくて素晴らしいと思います。サウンド的には、やはりマーティンの果たした役割は大きかったと言えるでしょう。 ソー・バッドやスルー・アワ・ラヴなどは、出来れば最新4枚組ベストに収録して欲しかったですね。ヘイ・ヘイやタッグ・オブ・ピースは悪く言えば確かにお遊びかもしれませんが、アヴェレージ・パーソンからラストを飾る名曲スルー・アワ・ラヴに至るまでの焦らしタイムと考えれば、それほど苦痛ではありません。そして、最後は本当にメロディが美しくて透明感にあふれていて、アレンジも最高なスルー・アワ・ラヴで幕を閉じます。 このスルー・アワ・ラヴは、個人的にはマイ・ラヴや心のラヴ・ソングよりもはるかにお気に入りで、もっと評価されて然るべき楽曲だと思っています。また、このアルバム自体も、もっと高評価されてもいいんじゃないかと感じています。私の個人的好みでは、バンド・オン・ザ・ランより高く評価しているくらいです。 それにしても最新4枚組ベスト盤には、この「パイプス・オブ・ピース」からはタイトル曲とセイ・セイ・セイの2曲しか選ばれてません。「NEW」からは5曲もチョイスされてるのに・・・。ここら辺も、私が最新ベストを低評価している理由の一つでもあります。まあ、キープ・アンダー・カバーあたりはアルバムの中の作品として聴くから良いのであって、これがシングル・カットされたり、ベスト盤に入るようではおかしいのですが。 いずれにせよ、ポールの傑作アルバムが最高の音質で聴けるのですから、ファンとしては大満足です。一人でも多くのポールのファンに本作を聴いて楽しんでいただきたいと思います。

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    yossy-k  |  兵庫県  |  不明  |  2015年08月02日

    キープ・アンダー・カバーは隠れた名曲。シングルカットしてほしかったな。 売れ線のセイ・セイ・セイやザ・マン、お得意のメドレー以外は地味な印象。前作がヒットしただけに辛い立場のアルバムとなってしまった。 でも、マッカートニーが今のタイミングでリマスターするのは多分気に入っているからだろうな。 あっ、ラストのスルー・アワ・ラヴはお約束の名曲です。これだけ愛されるリンダはさぞかし幸せでしたろう。

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