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チャイコフスキー(1840-1893)

SACD チャイコフスキー:交響曲第5番、プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1982)(シングルレイヤー)

チャイコフスキー:交響曲第5番、プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1982)(シングルレイヤー)

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    eroicka  |  不明  |  不明  |  2014年05月11日

    録音がかなりオンマイクで、音が近く、オケの中で団員として聴いているような響きでバランスがよくない。しかし、ユニークなことに、普段溶け合ってしまいあまり聴こえないような木管楽器や弦の独特の美しいサウンドが楽しめる。木管楽器の美しさにはおどろいた。打楽器が後ろに引っこみ、ロシアのオケらしい荒々しい迫力が薄れているのは難点だ。チャイコフスキーの5番も晩年のムラヴィンスキーらしい無愛想さの中にロマンの滲む演奏だが、それよりもプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」のほうが、切っ先鋭い演奏で印象に残った。

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  • ★★★★☆ 

    絢音  |  千葉県  |  不明  |  2010年07月21日

    チャイコフスキーも素晴らしいが、ムラヴィンスキーの17種類に及ぶこの曲の録音の中では特筆する程のものではないと思う。それよりプロコフィエフが凄い。「ロメオとジュリエット」を味わうにはマゼールの全曲盤が何と言っても一番だが、演奏自体はこの組曲盤が断トツだ。聴いていて身体が 仰け反るとはこのことだ。こうしたオンマイクの録音で聴くと、ムラヴインスキーは唯一クナッパーツブッシュに匹敵する大指揮者だと良く分かる。(フルトヴェングラーについては録音の良いものがないので保留)

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年07月17日

    チャイコフスキーの第5は、ムラヴィンスキーの十八番だけに、かなりの点数の録音が遺されているが、本盤の演奏は、DGに録音した60年のスタジオ録音、この数日後の11月18日の録音(ロシアンディスク)と並んでベスト3を形成する至高の超名演であると高く評価したい。1982年は、ムラヴィンスキーが最後の輝きを発揮した年。レニングラード・フィルも、名コンサートマスターのリーベルマンは退団していたが、ホルン主席のブヤノフスキーやフルートのアレクサンドラ夫人などが全盛期にあり、ムラヴィンスキーの統率の下、鉄壁のアンサンブルを誇っていた。それにしても凄い演奏だ。金管楽器など最強奏させているが、全体の厳しい造型の下、いささかの違和感も感じさせない。テンポは早いが、歌うべきところはしっかりと歌い抜き、どこをとってもコクのある深いニュアンスに満ち溢れている。あたかも、音符がおしゃべりをするような趣きであり、このようにオーケストラを手足のように操っていく至芸には表現する言葉さえ思いつかないほどの素晴らしさだ。ロメオとジュリエットも超名演。鉄壁のレニングラード・フィルを思うように操り、珠玉の名演を行っている。時折見せるオーケストラの最強奏のあまりの迫力には、完全にノックアウトされてしまった。音質も非常に鮮明であり、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの芸術を最高音質で味わうことができることを大いに喜びたい。

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