Complete Piano Sonatas Vol.2: Klien
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静流 | 福岡県 | 不明 | 28/August/2010
遊び心もあり、楽しく聴けるモーツァルトです。きっと、モーツァルトがこの世にいたら、この演奏を聴いて大喜びだと思います。あるいは、モーツァルト自信が弾くと、こんな演奏になるんじゃないか、と思わせる演奏です。4 people agree with this review
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憲一郎 | さいたま市 | 不明 | 31/October/2006
端正で美しいピアノだと思う。クリスタルというよりは真珠といった音色なのは、ベーゼンドルファーなのかな? 20数年前来日の際コンサート(オール・モーツァルト・プロ)を、多忙を理由に聴き逃したことが、いまさらの様に悔やまれる。1 people agree with this review
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にゃおにゃお金 | 市川市 | 不明 | 30/March/2006
クリーンは、昔来日してN響とピアノ協奏曲第27番を共演したとき生で聴いた(指揮は若杉弘だったと思う)。当時はこのピアニストについての予備知識は全くなかったが、今でも忘れがたい素晴らしい演奏であった。ただ、結局、残念ながらそれが最後の来日になってしまったような記憶がある。今や忘れ去られる寸前・・という感じなのが寂しいが、価格も安いし、是非多くの方々にこのピアニストの素晴らしさを知っていただきたい。3 people agree with this review
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勉強中 | DUP | 不明 | 25/March/2006
アゴーギグとは速度法。厳格なテンポやリズムに微妙な変化をつけて、表情を豊かにする方法なので、アゴーギグの範囲内?ではなく、アゴーギグを用いた見事なフレーズの構築と書くのが正しい。クリーンの演奏は即物主義の影響で、拍の速度が一定している。しかしモーツァルトの時代はメトロノームがまだ無く、速度変化は大きく、小節の区切りを明確にし、拍を表現していた。しかし即物主義的な演奏で、それは必要ないはずです。でもこれは素晴らしい演奏です。ところでフレーズの枠内って何ですか?拍の範疇なら理解できるけど。0 people agree with this review
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michi | 松山 | 不明 | 23/March/2006
ワルター・クリーンのピアノは音が本当に美しく、特に高音域などはまるで宝石のようであった。録音ではその点に関しては自分の中で多少修正して聞かなくてはならない。楽譜を前にするとよりはっきりするが、自由なテンポのように思えて、アゴーギグの範囲内である絶妙なフレーズの構築、その場にふさわしい、多彩な強弱と音色、緩徐楽章で顕著であるが、過度にならず、フレーズの枠内で趣味よく収まっている装飾音の演奏、そして、抑制の効いた左右のバランス。ここには理想的なモーツァルトの演奏の一つの理想が提示されているように思われる。0 people agree with this review
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 19/March/2006
趣味の良い人が選択するのはこのような演奏だろう。品性豊かで、モーツァルトの音楽が持つひらめきのような愉悦と美しさを求めた場合。これ以上の演奏はちょっと思いつかない。18世紀の演奏様式に従い、小節の区切りをはっきり示してくれる。そこに違和感を覚える人がいるかもしれないが、拍感に敏感な人なら、クリーンのやり方の意味が分かると思う。理論だけが正しい秀才型の演奏は、この録音の、表層はシルクのように明るいが、その実途轍もなく深い音の連なりの前に沈黙するしかないだろう。0 people agree with this review
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hola | 京都市 | 不明 | 09/January/2005
モーツァルトのピアノ・ソナタを一種類あげろと云われたら、躊躇なくこれを選ぶ。ギーゼキングはモノなので次点とする。クリーンは何故か忘れ去られる直前である。気品があり端正、深みがあるのに重くならないタッチ、それでいてモーツァルトの自由さを必要十分に表現している。人気投票のピアニストを聴く前にこちらを聴いて欲しい。0 people agree with this review
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