おむちゃん  |  京都府  |  不明  |  2011年06月21日

本作を初めて聴いたとき、ドイツ表現主義映画（「カリガリ博士」とかですね）を想起しました。本当はジョン・カサヴェテス「アメリカの影」というのが正しいのかもしれませんが、根源的な情念みたいなものが表現主義的に感じたのでしょう。マル・ウォルドン、ジャッキー・マクリーンという「レフトアローン」組が参加していることもそういうムードをかきたてるところがあります。そういう視点で聴くと「Foggy Day」は情景描写的に感じるので違和感を覚えました。表題曲は最高ですが、そういう意味で星1個減点とさせていただきます。

 

暗黒舞踏おっさん  |  千葉県  |  不明  |  2006年07月13日

ｼﾝﾌﾟﾙな構造なんだけど一つ一つの音に込められる想いや､その元になる人間的ｻｶﾞはとてつもなく深い｡静が動を引き出し動が静を引き出す。何も変わってはいないが変わらなければいけないと思う。

 

暗黒舞踏おっさん  |  千葉県  |  不明  |  2006年07月08日

ﾐﾝｶﾞｽの深遠かつ体の芯で響くﾍﾞｰｽの音が澄み切った海に一雫の涙が落とす波紋の様だ｡時に野性的に時に知的に音が鳴り､塊として浮遊したり地響きをたてる｡とても人間臭い｡

 

ﾍﾟﾊﾟｰﾐﾝﾄ  |  大阪府  |  不明  |  2006年05月16日

ｼﾞｬｯｷｰﾏｸﾘｰﾝのｻｯｸｽがすばらしい｡ﾓﾝｶﾞｽのﾍﾞｰｽも｡わかりにくいｲﾒｰｼﾞがあるﾓﾝｶﾞｽも今の耳で聴くとわかりやすい！特にこのｱﾙﾊﾞﾑは構成､曲自体もすばらしく､今聴ける名盤です｡迷わず購入をｵｽｽﾒします

 

薫  |  東京都  |  不明  |  2005年09月14日

プレイボタン押した瞬間に原始の記憶が覚醒し､幾億もの細胞が騒ぎだします。 怒れるﾍﾞｰｼｽﾄ､ﾐﾝｶﾞｽによる金字塔。