Symphonies Nos.29, 35, 36, 28, 29, 40, 41 : Karajan / Berlin Philharmonic (1970, 1960)(3SACD)(Single Layer)
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広島のパヴァンヌ | 広島県 | 不明 | 28/August/2013
カラヤン/BPOのモーツァルト後期交響曲集は,CDではよくわからなかったので,SACDで確認。SACDは素晴らしいですね,カラヤンが実に細やかな配慮を行き届かせて曲作りをしていることが聴き取れます。勿論,カラヤン特有のダイナミックの振幅の大きさはいつも通りですが,対称的に,旋律線は強弱による抑揚が控えめで,ヴィヴラートをきかせて微妙な陰影をつけているのです。それは,SACD化によって演奏意図が伝わりやすくなったリハーサルを聴いてもわかるとおり,カラヤンの解釈によるものであることは明らかです。したがって,これはカラヤン流の美学に徹したモーツァルト演奏と言えるでしょう。こんなモーツァルトもあっていいと思います。私はカラヤンの美学が何たるかを,このSACDで初めて理解できました。それは,繊細ですが,か細いと言えるほどにデリケートなため,劣るメディアのCDなどでは十分に伝わらないようです。ワルターのモーツァルトのようなふくよかさを求めると,肩すかしを食うことになるでしょう。従って演奏評価は4。しかし,音質はCDとは次元の違う良質なもので,たっぷりと収録されたリハーサルも含めると,資料的価値は高いと思います。0 people agree with this review
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