太陽の塔  |  大阪府  |  不明  |  2013年08月08日

複雑に入り組まれた迷路をさまような感覚。一気に駆け抜けるスピード感の中にある緊張と緩和のバランスが一級品。トリオ作品だが正直完全にピアノが凌駕している。どんな大御所とセッションしようとも対等に渡り合える、圧倒的なエネルギー。

 

chopianism  |  北海道  |  不明  |  2013年01月25日

前作を聴いての「この３人でのライヴが見たい！」という期待に見事に応えてくれた上に、２枚目まで出してくれるとは！　１年間のツアーで練り上げられた３人のグルーヴは前作を遥かに上回る。一聴しただけではピンと来ないかもしれないが、聴けば聴くほど３人の織り成すグルーヴに引き込まれ酔いしれる。これを聴くと、トリオプロジェクト以前の上原に何が足りなかったかが良く分かるし、前作でさえ「手探り感」を感じてしまうほどだ。上原のフレーズも単なる手癖の域を超えてこれまでになく心に残る。アンソニーとサイモンの力を得て上原の音楽はここまで深みを増した。ジャズ・フュージョンだけのリズム隊では決して生まれて来なかっただろう音楽。決して一過性のものではない。これはこれで音楽の究極の姿のひとつだろう。

 

ｓｎｏｗ  |  神奈川県  |  不明  |  2012年09月08日

今回のトリオのお題は「時間」 朝起きてから、午前中〜午後そして途中の息抜き？　仕事の失敗？　らしき静寂から　どんどんジェットコースターのように過ぎていきます。 ながれと言うか音の伝え方はおもしろいアルバムです。 ひろみさんの茶目っ気も今回のエッセンスかな。 サイモン・フィリップスやアンソニー・ジョンソンも毎度毎度ですが高い音楽性ですが楽しさが伝わってくる演奏しています。 今回はジャズ初心者の人に聴いて欲しい。 こんなに音楽って自由なんだということを伝えているアルバムです。

 

TECH  |  京都府  |  不明  |  2012年09月07日

前作をさらに緻密にした様な完璧な仕上がりです。アンソニーのどっしり安定したベースに、サイモンの手数の多い鮮やかなドラムワーク、そして上原ひろみさんの華麗で、濃厚なピアノ。しかも、ドラムのブラッシングのある曲が聞きたいなぁと思っていたら、あるじゃないですか。すばらしい！感無量です。

 

kei  |  神奈川県  |  不明  |  2012年09月07日

今回のアルバムは、ピアノよりも電子的な音が目立つ。 マンネリ感はあまりなく飽きずに聴ける。 だが特に目新しくもない。 上原ひろみのアルバムとしては傑作とは言えない。 上原ひろみも音楽的岐路に立っているのではないだろうか？ 評価としては普通。