TRIPLANE

CD V (+DVD)【初回限定盤】

V (+DVD)【初回限定盤】

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    micarosu  |  静岡県  |  不明  |  2012年02月13日

    メイド イン 北海道。 ここ最近、出身である北海道での活躍が印象的なTRIPLANE。 原点を振り返り、彼らだからできることを改めて見つめなおすことで、一つの答えが出た。 それがこのアルバム「V」。 サッポロビール北海道エリアCMソングとなっていた「イチバンボシ」のように、突き抜けるような明るさを持ったアップテンポナンバーがあり、「Greendays」では哀愁漂うメロディと少しミステリアスな世界を見せる。 これらの楽曲ではデジタルエッセンスを取り入れていて、ここで見せた新たな世界観は、アルバムのリードナンバー「パノラマセカイ」でも息づいている。 その「パノラマセカイ」、「イチバンボシ」から続く「Darling」は、少し陰のあるメロディに生きていく苦悩が乗っているようで、そんな日常でも君がいるから歩いていけるという想いが不思議なほど響く。 最後の”Darling”のコーラスも印象的で、想いの余韻にいつまで浸らせてくれる。 ちょっと切ない気持ちを綴った「麦色」、「書き置き」はそれぞれ印象が全く違い、「麦色」では思い出を景色のように回想され、「書き置き」では君を幸せに出来なかった後悔を手紙のように綴っている。 この2曲が並んで収録されていることで、それぞれの想いが対比されるように響く。 ダークな一面を覗かせる「ヨワキモノタチ」、「優しい嘘」、「つれづれマイナーナイナー」の流れは秀逸で、一瞬驚いたが聴くほどに惹きこまれてしまう。 その流れからの「友よ」の言葉は、単独で聴く以上に力を持つ。 アルバムの後半を飾る「-mori-」、「雪のアスタリスク」、「Hello」、「六畳リビング」は、想いが真っ直ぐに伝わってくるような楽曲で、温かい余韻に包まれるような気持ちになる。 今回のアルバムは一つ一つの楽曲が良いだけでなく、流れで聴くことでそれぞれの楽曲が一段と活きる点も素晴らしい。 TRIPLANEの最高傑作と言って良い一枚です。

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