Sym.2: Koussevitzky / Bso
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崖っぷちのシニー | 神奈川県 | 不明 | 21/July/2010
クーセヴィツキー最晩年の彼の人生の総決算的な大演奏。 彼自身が名コントラバス奏者だったそうで、確かにこの演奏でも低音は充実した音を響かせてくれてます。 あと、この頃のBSOは、ブラス(特にトランペット)が非常にロシア的な(でいいのか?)ヴィブラートがかなりかかったホットな演奏を聞かせてくれます。 (小澤の時代も、この伝統は若干守られていましたね) コーダの高揚感はたしかに素晴らしいですが、本来弦のピチカートで演奏される箇所が、トロンボーンに変わっているのは、クーセヴィツキーなりのこだわりか? (正直、最初は違和感がありました) 最後におまけみたいに入っているグリーグがまた、クーセヴィツキー晩年の心を表しているようでいい!0 people agree with this review
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 08/August/2008
このクーセヴィツキーのシベリウス2番はBSOとの2回目収録、彼の死の半年前とは思えないほど曖昧さのない堂々とした終楽章を導くアメリカオーケストラ良き時代のサウンドを聴くことが出来ます。初め第1楽章は彼の情熱さのほとばしりはあるもののやヽ一本調子・陰影の乏ししさが気にはなりましたが2楽章の出だし弦ピッチカートの運びから俄然本調子に入り、第1楽章の私の感じたことは杞憂に終わり前述の終楽章へ繋いで行くのであります。しかし響きはモノラルでのボストン交響楽団と言えどもあくまでアメリカサウンド、「素晴らしい」盤であります。1 people agree with this review
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