Complete Symphonies : Marriner / The Academy of St.Martin in the Fields (12CD)
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poo | 奈良県 | 不明 | 16/July/2014
早いテンポでもアンサンブルが一糸乱れずしなやかで、弦楽器管楽器とも美しく磨き上げられていて目が覚めるようです。 旧フィリップスの1970〜80年頃にかけての優秀録音で、バランス良くくっきりと冴えた響きで心地良いです。室内オケながら後期交響曲の量感にも不足なく、大オーケストラに比べて聴き劣りしません。むしろ今聴いてみて新鮮に感じます。この交響曲全集と、ブレンデル独奏のピアノ協奏曲全集は僕には宝物です。4 people agree with this review
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しょーぱん | 神奈川県 | 不明 | 16/November/2011
例えばワルターのモーツァルトと比べるとやや薄味かなと思えるが「交響曲全集」として全体の平均点が他を圧倒していると言って良い。マリナー卿の誠実で一途な職人魂がコツコツと上質な音楽を作り上げこのような最強の「全集」として結実したことに素直に感謝したい。故ザンデルリンク氏の「ブラームス交響曲全集」が永遠の価値を有する理由と同じくこの「全集」も全集ゆえに永遠に光り輝く「不滅の名盤」となること必至。4 people agree with this review
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ゼッパール | 北海道 | 不明 | 30/October/2011
マリナー卿の演奏は没個性的でつまらないという意見をよく目にしますが、決してそんなことは無いと思います。彼の音楽は聴いていて心地よいですが、注意深く耳を傾けると、そのように聴こえる絶妙な工夫に気が付くはずです。特に70年代の演奏は、磨き抜かれたアンサンブルに加えて、知性、気品、推進力、スピード感、弾力性、繊細さ、そして力感のバランスが素晴らしく、このモーツァルトも絶品です。AMSI化によって、従来盤より音質はきらびやかに(そして硬めに)なっています。暖色系で柔らかなフィリップス・トーンとは、少しイメージが異なります。10 people agree with this review
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