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村上春樹

本 洋書 HARD-BOILED WONDERLAND AND THE END OF 村上春樹英語版シリーズ

洋書 HARD-BOILED WONDERLAND AND THE END OF 村上春樹英語版シリーズ

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    build2destroy  |  不明  |  不明  |  2013年08月11日

    小さな頃から本は読んでいたのだけれど、小学校低学年の時に図書室で見つけた「星からきた探偵 (冒険ファンタジー名作選 18)」のスケールの大きさは、正に目からうろこ。以来、海外SF&ミステリを中心に読み漁ってきた。それから約30年が経過し、今更ながら大事なことに気がついた。翻訳モノは日本語がぎこちない。 記憶の彼方へと追いやられていた英語を勉強しつつ原書を読んでいく中で、横→縦の翻訳が困難ならばその逆も成り立つのか、という疑問が浮上。ちょうど村上春樹を(日本語で)読んでいたので本作を一緒に購入…したのが2007年の1月だった。理不尽な順番飛ばしに七年近く耐えた末、瞬間的な空白が発生したおかげでようやく日の目が当たる場所に。 冒頭、エレベータ内での主人公の思考の描写からして読みにくく、何度もあきらめかける自分を励ましながら、這うようにゆっくりと読み進めていった。Hard-boiled Wonderland partとThe End of the World partを1セット/日の単位で読めるようになってようやくペースが生まれ、約一ヶ月で読了。 結論的には、翻訳者Alfred Birnbaumの文体に慣れたことによってリーダビリティが向上したと思われ、一冊の本を読み終えた感想としては単純におもしろかったといえるのだけれど、翻訳された結果ぎこちない英語になっているかどうかは、読み手のスキル不足もあって明確な答えは出なかった。このままでは悔しいので、短編集”The Elephant Vanishes”を精読して再検証することにした。

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