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  • ★★★★★ 

    tasuke  |  所在地  |  不明  |  2012年10月07日

    オリジナル・マスターからのリマスター。この4作めでは、ドラマーがジョン・ウェザーズに代わり、精密機械のような彼らの音楽に野性味が加わった印象です。以後のジェントル・ジャイアント(以下GG)のスタイルを決めてしまった作品ですし、米国、ヨーロッパにおける絶大な人気を確立した作品です。 1. The Advent Of Panurge は、セカンド「アクワイアリング・ザ・テイスト」の1. Pantagruel’s Nativity の続編。巨人パンタグリュエルが、生涯の友であり、家臣となるパニュルジュと出会う物語の曲です。2. Raconteur Troubadour は中世の吟遊詩人たちのことをテーマにし、バイオリン、タンブリンなどを使った室内楽。ドラムズはバスドラしか演奏していません。3. A Cry For Everyone は、カミュの文学からインスパイアされたと解説されているヘビーロック。4. Knots は英国の精神分析学者R.D.レインの「結ぼれ」からの引用。見事な四人アカペラです。明るさを感じさせないのは、内容が適応障害による混乱を歌っているものだからでしょう。5. The Boys In The Band は、GGらしい激しい展開を見せるアンサンブルで、ドラムズの迫力が只者ではないです。GGのメンバーは犬好きなのでしょう。6. Dog’s Life はちょっと切なくなるぐらい犬のけなげさをテーマにした曲。続く7. Think Of Me With Kindness は、GGでは珍しい劇的な曲調をもつバラード。8. River は、ウェザーズのゆったりしたリズムの上を、これでもかとばかり電子エフェクトの飛び交う曲。テーマにしている、重力に従い変幻自在に流れる水の流れは、彼らのスタイルを象徴させているのかも知れません。ボーナス・トラックは、収録曲のメドレーをライブで。 アルバム・タイトルの「オクトパス」は、趣向の異なる8曲のことをさしていると思いますが、わたしにはジョン・ウェザーズの八面六臂の活躍のことを表現している気がしてなりません。

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  • ★★★★☆ 

    ごっちん  |  埼玉県  |  不明  |  2011年03月20日

    GG入門打って付けの作品であり、ファンのアイドル的存在(と私は思うのだが)ウェザース加入により良い変化を及ぼしたアルバムだと思える。全体的にマニアックな作品が多い中、メジャーな雰囲気を持った本作は異色であり、聴き易く入り込み易い点は他の彼らの作品群の案内役にもなっている気さえする。

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  • ★★★☆☆ 

    sman  |  大阪府  |  不明  |  2009年07月16日

    評判だけは知っていて、昨年になって聴きましたが…印象に残る楽曲がありません。当時としてはかなり高度なテクとセンスが響く内容であったろうと思うのですが、相当に「古さ」を感じてしまいました。70年代当時に聴いていた他のアーチストと比べると、「このバンドならではの個性」が希薄のように思います。

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  • ★★★★★ 

    百屋  |     |  不明  |  2008年12月16日

    冷めたプログレ。感情をまったく見せず、ただ淡々と複雑な演奏をこなすというストイックなバンドだ。クラシカルなシンフォロックからハードロックなものまで複雑ながらそれを感じさせないポップさを兼ね備えた恐ろしい曲群。アヴァンギャルドかつポップ。あくまで楽しませようというエンターテナー精神を感じる。

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  • ★★★★★ 

    Hell Falcon  |  埼玉県  |  不明  |  2006年10月13日

    まさに知的&テクニック!これぞGG初期の傑作アルバム。比較的短い曲で構成されてるが、一つ一つの曲が目まぐるしい変拍子で飾られ素晴らしくカラフルな作品になってます。まさにこれぞ英国プログレッシブロック!

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  • ★★★★★ 

    21ヒッピーズ  |  福島県  |  不明  |  2006年10月04日

    ヨーロッパで特にイタリアで人気が高い彼等、イ・プーやその他のバンドとも彼の地では張り合えた。その卓越したサウンド、コンセプトはクリムゾンやイエスに引けをとらない、ただプロモートをろくにしなかった為こんな良いアルバムがみんなに知られない。巧はここにいるじゃないか。

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  • ★★★★★ 

    ランブル  |  福島県  |  不明  |  2005年12月12日

    蛸だー娩アルなジャケだな! 変拍子が特徴なマニアなバンドチャート的にも余り出てこないので余りていうか殆ど知らないでしょう。メンバーも有名な人いないし。シャルマン兄弟だけ葡mられてるのァ

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  • ★★★★★ 

    大佐  |  長野県  |  不明  |  2004年08月12日

    適材適所に音がはめられているような錯覚があるほど、精密な作り。初期King Crimsonのように“瞬間の美の強調”がほどこされていて、逝くときは逝ける仕掛けがある。それと、早く2ndと3rdを紙ジャケでリリースしてもらいたい。もちろん6thも。

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  • ★★★★★ 

    ztn  |  アンダーグラウンド  |  不明  |  2004年07月30日

    5曲目 Boys In The Band     マジ凄い。

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  • ★★★★★ 

    牡蠣  |  東京  |  不明  |  2004年07月10日

    マジでプログレッシヴ。

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  • ★★★★★ 

    NgY  |  TOKYO  |  不明  |  2004年01月22日

    シャルマン3兄弟の複雑怪奇な音空間がここで満開。美しさと複雑さの同居はカンタベリー的。中でも「Think Of Me With Kindness」は、プロコル・ハルムの「青い影」、クレシダの「ミュンヘン」と並ぶ英国バラード歴代名曲の一つ。

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  • ★★★★★ 

    ゲルマン大帝  |  不明  |  2003年04月28日

    初めてGentle Giantを聴いた。コーラス、パーカッション、鍵盤プレイが独特ですねぇ。なんだかテクニシャンが自由な発想で音楽をつくっている感じで、聞き手は一筋縄ではいかぬ。各楽器とコーラスが計算された配置で登場する傍らで、ドラムスなどのリズム・パートが複雑に入り交える部分。素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    かじ  |  東京  |  不明  |  2002年11月19日

    超絶技巧を誇るブリティッシュ・プログレッシヴの裏番長が放つ4作目。タカタカタカと小気味良いドラミングがまずは耳に付くが、高音をあまり使わずガンガン叩き鳴らすピアノが更に印象的。これによって「ピアノっていいな」と思ったのだった。ヴァイオリンは相変わらず良いアクセントとなり、エレキギターも的を得ている。また、プログレ界一と謳われたコーラス・ワークでもってマドリガル(声楽曲)も披露、相変わらずの多才ぶり。

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  • ★★★★★ 

    MA☆SA  |  東京都  |  不明  |  2001年11月09日

    これぞプログレでしょう。5曲目なんか、どうしてこんな曲が作れてしまうんでしょう。才能が違い過ぎます。7曲目の美しさも胸が締め付けられます。完璧。

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