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GC | 東京都 | 不明 | 2011年04月18日
千年に一度の大地のきまぐれか北の入江を延々と津波が襲い、生きていることの偶然に思いを馳せる。 原発が荒れ狂い、海や田畑を汚しながらその汚染雲が未来を隠す。いま、机上のPCに人はよりいっそうの高速化を望むかといえば、否。 さらなる高性能を駆使すべき対象と理由をとうに見失いかけている。 こんな時に歌が聞こえる。啄木など先人の言葉もメロディを与えられ、あたらしい生命力をもって。 その歌はワイパーの向こうの未来を照らしているのか、それとも過去を照らすテールランプなのか。このアルバムに出会ったおかげで、こんな閉塞しきった時代にあと二年は生きられる、そんな気力を与えられた気がして、ゆっくり呼吸する晩春の夜更けである。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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