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ヴェルディ(1813-1901)

CD レクィエム パッパーノ&聖チェチーリア国立音楽院管、ハルテロス、ヴィラゾン、他(2CD)(デジパック限定盤)

レクィエム パッパーノ&聖チェチーリア国立音楽院管、ハルテロス、ヴィラゾン、他(2CD)(デジパック限定盤)

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年01月19日

    ルイージなどと共に段々CDでも登場回数が増えてきたイタリア指揮者パッパーノがローマ・チェチーリアOを振ってスター級の四人の独唱者との共演2009年ライブであります。マァ、ヴェルディだからそれも主にオペラを主舞台としている(ピアニストでもあるのですが)パッパーノ指揮によるイタリア陣の演奏だから宗教曲というよりオペラっぽくなるのは想定範囲ではありました。各独唱は表情を芝居がかっていると思われる程の歌いぶりも時には聴かれその中では私はソプラノのハルテロス、アルトのガナッシのその表情付けに感心聴き入りました。パッパーノの統制も演奏のポイントに起伏・ウネリをつけこそあれライブ故の破綻は特に無く、静かなスタートをした後誰もがこの曲で注目して待ち構える例の「怒りの日」でのバスドラム迫力も過不足感は無く管楽器のボリューム感を伴った突き抜けも聴きものです。演奏タイムとしては84’11となっており昔のイタリア指揮者によるトスカニーニの短いものやサーバタの長いものやいろいろある中で私などには身近な演奏盤で(何年録音ものかは未確認ですが)アバド82’57やムーテイ87’42からして普通なのでしょう。全体にスケール感は感じられなかったですが素晴らしいランクにしたいですね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年11月08日

    一言で言えば、あまたのヴェルディのレクイエムの演奏の中でも、最もダイナミックレンジの広い演奏の一つと言えるのではなかろうか。冒頭の導入部は、ほとんど聴きとれないような最弱音で開始され、この先どうなるのかと思って、ボリュームを少し上げたところ、怒りの日のぶっ飛ぶかというようなド迫力に、思わず面喰ってしまった。ライナーの解説によれば、パッパーノは、この冒頭の導入部にこそ、ヴェルディの天才性があるとしており、この冒頭の最弱音による演奏には相当に深い意味を見出しているのであろう。演奏全体を俯瞰すれば、起伏の大きい演奏ということになる。いかにもイタリア系の指揮者パッパーノならではのオペラ風の劇的な演奏と言える。したがって、いわゆるレクイエム的な性格からはやや外れているとも言えるが、巷間言われているようなヴェルディのレクイエムが内包するオペラ風の「音のドラマ」を見事に体現しており、その意味では、聴き手によって、好き嫌いが分かれる演奏になるのかもしれない。私としては、気鋭の指揮者パッパーノによる意欲的で劇的な名演として高く評価したい。HQCD化の効果はいま一つの印象で、もう少し鮮明さがほしいと思った。

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