アッキー  |  所沢市  |  不明  |  2007年03月23日

　ＭＪＱと言うと知的でスタイリッシュな音楽集団だという評判があって、このアルバムも買うとき「格調高さ」を追求しているという当時のレコード会社の謳い文句がレコードの「帯」に書かれていたのを思い出す。針を落とした直後からのあの「清涼感」は忘れられない。「軽い」という訳ではない。微塵の隙のないアンサンブルからわき上がってくるあの何ともいえないエモーショナルなグルーブ感。衝撃的だった。こんなにバランスのとれた知的な演奏なのに、聴いていて体が自然に揺れてくる。ＪＡＺＺのすばらしさを教えてくれた名盤です。

 

NOBO  |  東京都町田市  |  不明  |  2007年01月06日

”6”を聴くと冬の朝のコンコルド広場にいるような気がする。晴天だが吐く息が白い。万華鏡のようにめまぐるしい変化を見せるが、一分の隙もない完璧なアンサンブル。この曲に関してはジャズの持つルーズさとは無縁。しかし決して頭ではなく体で聴くグルーヴ感。すばらしい。