CARNIVAL

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    Mirai  |  埼玉県  |  不明  |  2009年08月21日

    彼らは、作ってしまった。最高傑作を。 全曲が燦然たる輝きを放ち、前作「TOKYO CITY RHAPSODY」からレベルを何段も上げてしまった。私はこのバンドはもしかしたらコアなファンにしか支持されないのではと思っていたが、今作でその考えが浅はかだったことを突き付けられた。1曲1曲がしっかりと、大きなポピュラリティを持ちながら、決してリスナーに媚びているわけではない。これは事件である。この、リスナーに媚びきった音楽が蔓延る現在のJ-POPシーンに、このような音楽が投下されることを私は嬉しく、そして誇らしく思う。 そして今作は、彼らを”聴かず嫌い”していた方々にこそ聴いていただきたい作品である。確かに今までの作品には迷いがあった。が、Vo.中田裕二がメジャーデビューから語ってきた「目指すものがなくなった」「俺たちは俺たちだ」というスタンスが、ついに音にも顕著に現れた。 私は、椿屋ファンではなく音楽ファンとしてこの作品を、J-ROCK史に残る名盤だと思っている。決して大袈裟な表現ではない。

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    so crashed  |  大阪府  |  不明  |  2009年08月21日

    彼らの最高傑作であり、間違いなく日本の音楽シーンを塗り替える1枚である。断言していい。 彼らの、確信に満ち溢れながらもどこか不安定な要素(そこが魅力でもあったのだが)はなりを潜め、完全なプロのバンド・スタイル=全ての音が見事に一つとなった、あらゆるジャンルの音を取り入れ且つ、こちらの予想を常に裏切る展開で1曲目のイントロから耳を奪われ、思考を停止させられ、タイトル通り「CARNIVAL」に参加させられてしまう。 そして、これまでの作品の詞世界を踏まえた上で魂を曝け出したかのようなVo中田裕二の叫び。 自身の声を限界まで「生かす」事に成功した彼は、時に軽やかに弾ませ、時に息を飲むフェイクを聴かせたかと思うと、それらを一切取り払って訥々と呟いたりする。 それが圧倒的なバンドサウンドと共に迫り、こちらの心の最深部を掴み揺さぶる様は、彼らが世界に誇れる日本のバンドに上り詰めた事を証明していると共に、聴く人一人一人の「何か」を変える1枚であるという事も証明している。 事実、私はもうこれを何回聴いたか分からないが、未だに動揺が治まらなく、時折涙してしまう。 特に、このDVD特典付きは、中田裕二のソロ・ツアーの様子が収められたものだが、オフショットも魅力なのだが何より、ORIGINAL LOVEの「接吻kiss」のカヴァーは見事という他にない。 カラオケの定番という人も多いと思うが、これが28歳、リアルタイムでは決して聴いてなかった筈の彼の「プロ」の歌だ。是非。

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