セロひきのゴーシュ 福音館創作童話シリーズ
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izkeiske | 岡山県 | 不明 | 2021年04月25日
これは、いいですよ。きっかけは、BS2で、絵本の紹介の番組があっていて、ゴーシュが一人で聴衆のまえで弾く場面の紹介があって。ひと目で引き込まれて、すぐ買ってみたのです。テレビでも言ってましたが、絵が文章に負けていない。ほんとにそう思いました。すばらしい絵です。この絵を観たいときに観れるだけでも、買った価値があるというもの。もちろん、文章もすばらしい。ゴーシュの家にやってくるどうぶつたちと、ゴーシュのかけ合いが楽しい。ねこなんて、頼まれたわけでもないのに、まだ半熟のトマト(しかもゴゴーシュの畑の)をもってきて、最初に言う言葉が、ああくたびっれた。なかなか運ぱんはひどいやな。」なのだ。しかもこうつづく。なんだと。」ゴーシュがききました。「これおみやげです。たべてください。」勝手で、えらそうで、奔放で、でも憎めないやつ。こういう人いるよなぁとか思ってしまった。てなかんじで、くる動物くる動物が、特徴あって、楽しい。ほんと楽しい。にこにこしながら、ときには声をあげて笑いながら読みました。宮沢賢治と茂田井武の出会いに、感謝。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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