交響曲第1番、第2番 曽我大介&東京ニューシティ管弦楽団
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七海耀 | 埼玉県 | 不明 | 2010年09月11日
このカップリングの決定盤は、ヤルヴィ盤(Chandos)である。日本の団体によるカリンニコフの交響曲録音は、N響とスヴェトラーノフによる1番のライブ録音がある。そういうわけで、この盤は2番が含まれていることを評価したい。この録音は、一日の演奏会を丸録りしたものである。オケにとってこの曲は初めてだったに違いない。そういうわけで、両曲ともやや手探りの感なきにしもあらずだが、遅い楽章での共感度の高さなど、優れた部分も多い。木管の表情も良い。曽我のライナーノーツによれば、一番はVnに難しいパッセージがあり、Vn奏者には評判の悪い曲なのだそうである。なるほど、それは分かる気がする。完成度から行けば、ヤルヴィ盤だし、1番に関しても、各種あるスヴェトラーノフの録音のほうが燃焼度が高いが、曽我も健闘しており、なかなかの熱演と言える。録音は、例によって、ややオフ気味だが、バランス良く録られており、問題ない。オケは、弦がやや細いが、弦のプルトがもともと少ないのだろう。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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