Requiem: Mozart's Death in Words & Music : Manfred Honeck / Pittsburgh Symphony Orchestra (Hybrid)
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村井 翔 | 愛知県 | 不明 | 21/December/2025
『レクイエム』に他の曲を加えてふくらませるという試みは近年しばしば行われているが、私の知る限り、すべてピリオド楽器団体によるもの。現代楽器を持つ大編成オケでは珍しい。演奏自体は大変素晴らしい。ベートーヴェン『第9』に続いて思い切ったソット・ヴォーチェ(ささやき声)を駆使する合唱、すこぶる表現意欲旺盛なHIPスタイルのオーケストラが相まって「ディエス・イレ」「ラクリモーサ」などは前代未聞と言って良いほどの迫力。 ただし、アルバムの構成には大いに異議あり。まずジュスマイアーの純然たる補作とされる「サンクトゥス」以後をカットしたことには反対。確かにあまりにあっけないホザンナ・フーガなどは少し加筆したほうがいいとは思うが、最後までモーツァルトのそばにいて全曲完成の指示を受けたのは彼だし、ジュスマイアーの補作はそれなりに尊重してやるべき。最後に冒頭の「イントロイトゥス」の音楽が戻ってきて、「キリエ」と同じフーガで締めくくられるというのも、もうこれしかなかったとはいえ、絶妙のアイデアだと思う。追加曲は『ヴェスペレ』K.339の「ラウダーテ・ドミヌム」ぐらいしか新味がなく、後は定番どおり。F・マーリー・エイブラハムによる英語の朗読は残念ながらわれわれにとっては邪魔でしかなく、不要なチャプターを飛ばせるプログラム機能付きのプレイヤーでないとCDというメディアでは快適に鑑賞できない。1 people agree with this review
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