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Sibelius (1865-1957)

CD [USED:Cond.S] Sym.3, 5-7, Etc: Ashkenazy / Po

[USED:Cond.S] Sym.3, 5-7, Etc: Ashkenazy / Po

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  04/May/2010

    アシュケナージと言えばラフマニノフ、ショパン、モーツアルトのピアノ弾きから指揮活動を本格的に始めて約30年過ぎたわけですが昨今の個性強きより若い世代の指揮者群の台頭でどうも彼の印象が薄くなったのも否めません。シベリウスの交響曲の録音をPHOを振って取り上げだしたのもその本格的指揮活動を開始した頃からのスタートです。シベリウス交響曲全集を二つのアルバムに分けたものの一つであり本盤収録各曲簡単に見てみましょう。先ず1980年収録の交響曲第5番です。演奏タイムとしては@13’09A9’26B8’49で・・・。第1楽章出だし直接のティンパニーに含みがないものの鮮やかさが印象的です。後半焦らせる弦の吹雪模様と厚いアンサンブルなどで色んな仕掛けがなされ鳴らしを頑張り過ぎる為?主線が隠れて浮かんで来ない傾向があります。第2楽章も暫くただ鳴っているだけが終わりの方の大きな波のウネリで謳いあげてはいますが情感の伴いが不徹底。最終楽章で又ティンパニーを活かし最後主題を大きな息遣いで土俗的ではなく表現しています。少し全体暑苦しく感じる時もありますが健闘している事はよく分かります。1983年録音の第3番ですがシベリウスの作風が変化し出した頃の作品で自然志向的な感じであります。簡潔にして精妙と解説書にはその特徴をあげており三楽章とこれまた珍しいのでは?・・・。とにかく全体素朴で次々と曲想が奥へ奥へと展開されて行きます。それだけに全体スケール感があり余り聴かれないこの曲をアシャケナージの持ち前の統率力が活き分り易く再現しています。演奏タイムは@10’35A9’27B9’03とほぼ三等分、第1楽章・・・せわしい弦に管が交替で登場、やがてピチカートで一旦おさまり終わりはお決まりの全奏で先のスケール感が出ます。第2楽章はピチカートと管楽器が交差する内親しみ易い民謡風メロディがもの悲しげに管楽器から奏でられその変奏となりアシュケナージの清潔な美的センスが発揮されます。最終楽章短い序奏から力強い管楽器のファンファーレ的なものが続く・・といった具合です。短調の第6番(1984年録音)も有名な第5番と第7番にはさまれそんなに聴くといったものではないのですがアシュケナージは第3番他と同様のアプローチです。演奏タイムは@9’20A5’38B3’49C9’18で第1楽章は冷え冷えした高音弦から思索的に進み(作曲者周辺の親しい人の死の影響が見られます)やがて雄弁にピークに達して行きます。やや散文的な寂しさの第2楽章等を経て充実した活気に満ちる最終楽章に入りますがやっぱり何処か寂しさ・孤独感は消えずじまいであります。1982年録音の第7番・・・演奏タイムは単一楽章扱いの曲なのでトータル22’37なのですがその単一な中にややせわしさがあるもののグッと凝縮した冷たい情熱が迸る熱演かと思います。なお、以上これら交響曲については2006年中心にRSPOと再録がなされています。管弦楽曲については簡単にメモしておきますね。1981年録音のエン・サガは演奏タイムとしては19’20なのですが比較的分り易い演奏で大きな枠組みをきっちり押えています。終わりの方管楽器の語るような後余韻を残しての低音弦のつぶやきは素晴らしいです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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