【中古:盤質A】 『シー・ホーク』完全版 ストロンバーグ&モスクワ交響楽団(2CD)
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レインボー | 不明 | 不明 | 2022年07月29日
ナクソスのフィルム・ミュージック・クラシックシリーズの一枚で、エーリヒ・コルンゴルトの映画音楽『シーホーク』と『愛憎の曲』を収録したもの。 演奏はモスクワ交響楽団、指揮はウィリアム・ストロンバーグ、復元はジョン・モーガンのいつものコンビ。 シーホークは今まで、メインテーマや劇中の幾つかのメロディを繋いだ音源はありましたが、完全版というのはこれが初めて。 愛憎の曲はコルンゴルト最後の映画作品ですが、全曲はこれが初というものです。 いずれの作品も映画公開用のトレーラー音楽まで再現されており、完全版名乗るには相応しい出来。 モスクワ交響楽団は1990年代初めよりナクソス系列に録音し、1990年代後半からフィルム・ミュージック・クラシックシリーズに参加、一部はアドリアーノが振りましたが、そのほとんどはストロンバーグの指揮で収録され、このアルバムはストロンバーグ&モスクワ響のコンビによる最後のナクソス系列へのアルバムとなりました(また2019年にモソロフの作品集を録音するまでは、モスクワ交響楽団のナクソスへの最後の録音でした) それだけにか、演奏は力が入っており、シーホークのメインテーマの様な金管が活躍するスコアでは、ブラスが吠えていたり、モスクワ交響合唱団による力強い合唱が聴けたりします。 少々弦が弱く、菅が上手いというのはこの楽団らしいですが。 また著名なチェロ協奏曲は、チャイコフスキー国際コンクール入賞経験のあるロシアのチェリスト、アレクサンドル・ザコリンスキーが担当しています。 2005年にモスフィルム・スタジオで録音され、音質は良好です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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