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Mozart (1756-1791)

CD [USED:Cond.B] "Le Nozze Di Figaro, Don Giovanni, Cosi Fan Tutte, Die Zauberflote: Klemperer / Po Npo"

[USED:Cond.B] "Le Nozze Di Figaro, Don Giovanni, Cosi Fan Tutte, Die Zauberflote: Klemperer / Po Npo"

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Showing 1 - 7 of 7 items

  • ★★★★☆ 

    wakei  |  千葉県  |  不明  |  26/August/2013

     クレンペラーのモーツァルトであり、CDで聴くオペラだと感じた。最近はオペラはほとんど映像で視聴するので、ドラマ的要素や台詞、仕種などが大切だと思うが、CDでは純粋に音楽だけを聴くので、こうした演奏もありなのだろう。クレンペラー自身がオペラ劇場でこのような演奏をするのかどうか、興味深いところだ。そういう意味で最も成功し、かつ優れた演奏が「魔笛」だと思う。少なくとも私はドイツ語の台詞を聞いて楽しめるほどの語学力がないので、台詞の妙を楽しみたいときには、字幕付きの映像を選択するから、このように台詞カットはかえって鑑賞しやすくしていると感じる。演奏も数多い「魔笛」の中でもベストのひとつだろう。次にすばらしいのは「ドン・ジョバンニ」で、重い音楽が好まれたらしい19世紀にも、演奏され続けた数少ないモーツァルトが「ドン・ジョバンニ」だったようだが、そういう重さがクレンペラーにあっている。「フィガロ」は、楽しめたところもあったが、そうでない部分も少なくなかった。例えば、2幕で伯爵が夫人を詰問し、一転スザンナが現れて形勢逆転するところなど、音楽を聴いてもはらはらするところだが、そうした切迫感がまったくなく、ただりっぱに演奏している感じで、ドラマと無関係な音楽として楽しめれば、これもありなのかと思うが、やはり、有名な場面でもあり、どうしても物足りなく思ってしまう。それが全体的に現れたのが「コジ」で、そもそもこのオペラから笑いをとってしまったら、何が残るのかというほど、笑いと微妙な感情の移り変わりが大事なわけだが、とにかくまじめに演奏しているという感じで、おかしな落語なのに、しかめつらの講釈師が語るので、少しも笑えないというような演奏だ。  要するに、今ならば、ライブ上演を記録するのが普通な時代であるが、そのような「今」でも、純粋に聴くべき音楽としてセッション録音されたCDとして考えれば、通常とは違う魅力を伝えてくれるものなのだろうと思う。非力な歌手は存在せず、すべてがりっぱに歌われている。そういう特別なモーツァルトだと思う。

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  • ★★★★★ 

    カラスの息子  |  島根県  |  不明  |  03/June/2013

    クレンペラーのような朴念仁にはモーツァルトは無理、と思うのですが、やはり綺羅星のような豪華キャストの魅力には逆らえません。遅いテンポが心に残るグリスト、ベルガンサの名唱が光るフィガロ、余りにも厳粛すぎて笑いが引きつってしまうジョヴァンニ、楽しい筈なのにあまり楽しくないポップとアルヴァが一番魅力的なコジ、シュヴァルツコップ、ルードヴィヒ、ヘフゲンが3人の侍女を努め、ヤノヴィッツ、ポップ、ゲッダ、フリック、ベリーと理想的な歌手をそろえながら、セリフを廃してすべてが駄目になった永遠の魔笛など一癖も二癖もある演奏揃い。四大オペラの名演奏には聞き飽きたというひねたモーツァルトファンに贈ります。ファーストチョイスにはけしてお勧めしませんけどね。

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  • ★★★★☆ 

    にゃおん  |  北海道  |  不明  |  17/May/2013

    正直言ってオペラってCDもそれなりに持ってますが、苦手な部類で買ってもそのうち聞く事も有るだろうから、特に今回のセットの様にお得なものは買っておこう程度の気持ちで購入しましたが、聴いて見ると今回は違うのです。何が違うのか?解りません…演奏か?録音か?曲か?ただ初めのフィガロの序曲からす〜っと流れる様に聴いていて退屈しないと言うか全て楽しめて聴けました。

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  • ★★★★★ 

    燕の巣  |  静岡県  |  不明  |  13/April/2013

    11枚を一気に聴いたが、その満足感は他の巨匠のオペラセットでは味わえないものがあった。 どれも歴史的名盤で歌手陣の豪華さも目立つけど、クレンペラーのオケの鳴らし方が非常に味わい深い。フィガロの結婚のゆったりとした優美な旋律はライヴでは味わえない静けさがあるし、魔笛の荘厳な響きも感動的。

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  • ★★★★☆ 

    I.O.U  |  北海道  |  不明  |  15/March/2021

    ボックスに収録されているのは『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』『魔笛』の声楽部なしのオーケストレーション。 オペラは見る分には「語り」があっても流れが阻害されることはないが、音楽として映像なしで聴くのであればクレンペラーのコンセプトに大いに賛同できる。 個人的には「語り」なしで流れの中で聴くオペラのオーケストレーションの方が楽曲、演奏に集中できるので好ましい。 さて、内容についてだが、クレンペラーというと重厚長大な演奏の中に木管の美しい表現を実に巧みに織り交ぜダイナミックなだけでない繊細な表現を得意とするイメージが強く、どちらかというとモーツアルトには向かないのではないかと思っていたが、抑揚をつけた表現も実に上手く驚かされました。 オーケストレーションとして聴くには120点ですが、オペラミュージックとして聴くには「楽しさ」を感じられない表現なので★1つ減とさせていただきました。

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  • ★★★★★ 

    LFA  |  千葉県  |  不明  |  02/March/2021

    クレンペラーのフィガロの結婚が大好きで、LP、CDを持っていますが、新しいリマスター版のCDが欲しくなって購入しました。世間一般では、あまり評価の高くない演奏ですが、ゆったりとしたテンポで、アナログ最後期の録音で情報量も多く素敵な仕上がりになっています。スザンナの可愛さは抜群です。SACDを切に望みます。

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  • ★★★★★ 

    モーリス  |  埼玉県  |  不明  |  09/May/2013

    今回のこのセットのお陰で魔笛以外、聴く機会を逸していた他のオペラにも接する事が出来る喜びである。この様な規格販売は大歓迎であり高価なSACD(シングルレイヤー)の浸透が今1つなのも頷ける現象ではないだろうか。

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