Keys Of The Kingdom
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satosan | 千葉県 | 不明 | 2020年03月28日
パトリック・モラツ(Key)脱退後の作品、とはいえなかなかの力作。 セールスに結びつかなかったのは別に彼が脱退したからではなく、時代やマーケティングの影響。この時代に「サテンの夜」じゃ売れません。それでも世がそれを求めているのであれば彼らの創作意欲は削がれるだけですな。 やっていることは70年代も今日も大して変わりはない。その頑なさ、すごすぎます。もはやメロトロンは使っていないし、コンセプトアルバムもやらんのですが、ジャスティンとジョンの2台巨頭あってのソングライティングの効果で良質の英国ほのぼのポップ曲集となっています。 野心的な試みは毎作(70年代以上に!)やってまして、M1の攻めのドラムのミックス、エフェクトのかけ方が「今っぽい」雰囲気。あとM4はダンス系のリズムの導入。M5はジョンのソロ「Natural Avenue」収録の楽曲にそっくりだ。M6だって打ち込みリズムだと思うが、タンバリン風シャカシャカ音が気持ちいい。英国民の若者にしてみればやっぱり古臭い、流行らない、もはや過去のバンドなのかもしれん。しかし本作も「Sur La Mer」も実に爽やかだなぁという印象。これは70年代の彼らにはなかった。爽やかさを通り越しておしゃれですらある。プログレ云々抜きに英国のロックを楽しめる人におすすめしたい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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#9Dream | 不明 | 2004年05月03日
1991年発表。前作より人気に陰りが出ていたが、このアルバムは彼等のキャリアで最もセールス的に落ち込む結果となってしまった。楽曲的には光る曲が数曲あるが、全体的にはかなり散漫な印象。パトリック・モラーツに辞められたのもデカイ?0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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