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ショパン (1810-1849)

CD 【中古:盤質A】 ピアノ・ソナタ第2番、練習曲集、スケルツォ第3番、他 ポゴレリチ

【中古:盤質A】 ピアノ・ソナタ第2番、練習曲集、スケルツォ第3番、他 ポゴレリチ

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年05月05日

    ポゴレリチが、ショパン国際コンクールにセンセーショナルな落選をしたのが1980年。皮肉にも、ポゴレリチは落選によって一躍時の人となったが、その翌年にDGにデビューした際の録音が本盤だ。保守的な当時の審査員が拒否反応を示しただけあって、実に個性的なショパンであるが、素晴らしい名演と高く評価したい。ポゴレリチの特徴を一言で言えば、表現の振幅の極端なまでの幅広さであると言える。ゆったりとしたテンポの箇所は、他のピアニストよりも更にゆったりと演奏するし、音の強弱も、他に比肩する者がいないようなダイナミックレンジの広さを示している。アッチェレランドの強調なども凄まじさの限りだし、テクニックにおいても人後に落ちない抜群のものがある。このように、超個性的な演奏を行うが、それでいて、あざとさが全く感じられないのが、ポゴレリチの類まれなる才能と至芸と言うことができるだろう。選曲も実に個性的。ピアノソナタ第2番、前奏曲嬰ハ短調、スケルツォ第3番、夜想曲というように、緩急をつけた並べ方をしている点にも、ポゴレリチのこだわりと独特のセンスの良さを感じさせる。アルゲリッチは、前述のショパン国際コンクールの審査の際(そしてポーランドを去るが)に、「彼こそは天才」との評価を行ったとのことであるが、さすがは一流は一流を知るということだと思う。

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