ヒートアイランド  |  富士市  |  不明  |  2008年11月02日

第8番は、個人的には全集盤(分売あり)のザンデルリング盤より好き。テンポの揺らし方が大きく、打楽器が強調されており、ペッテションの凄まじさが判る気がする。しかし、この演奏の真価は第10番にあると思う。A．K．ハルトマン以上の暴力性が素晴らしい。精密さを求めるならフランシス晩か。

 

hitoran  |  萩市  |  不明  |  2008年10月11日

ひさびさに凄い音楽を聴いた。この８番一曲でペッテションを決め付けるのは問題があるが、少なくとも(敢えて言えば同じ路線と言えなくもない)ショスタコヴィッチも、これほどの曲は書けなかった。　演奏も他と比べたわけではないので云々評するには事欠くが、録音(あるいは演奏か？)にシャープさが足らないのでは？？？

 

ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2008年08月23日

初めて聴くペッティションなので「最高」は演奏評ではなく曲そのものが好感度最高という意味です。ベートーヴェンのような闘争心は皆無、チャイコフスキーのような自己憐憫もあまり感じられず、マーラーやショスタコビッチにありがちな 悲劇を楽しむ諧謔的ゆとりもない。ただひたすらに迫り来る運命を受け入れるだけの素直さが、独特な透明感を纏って流れてくる。