【中古:盤質B】 Scheherazade: Mehta / Ipo
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shinsaqu | 山口県 | 不明 | 2010年06月04日
エスニックなこの曲にはいかにもぴったりな指揮者とオケの組み合わせに、自ずと期待は高まりました。残念ながら期待通りとはいきませんでしたが、演奏としてのレベルは高いと思います。オケの味付けとしてはパンチ力よりも表現力。哀しさや切なさといった情感や艶っぽさが巧みに音色に織り込まれており、生音を聴きたいなぁと無性にそそられます。ただ今ひとつ合点がいかないのがメータの棒なのです。どっぷり浸かった語り口調でもなく、力押しするわけでもない。なんとなく流れるがまま、「綺麗だから良いでしょう」ってな感じで、説得力には欠ける演奏でした。BGMにはこれで良いのだろうけど、こだわり派には物足りないと思われます。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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山形の髭熊 | 山形県 | 不明 | 2009年11月29日
エリザベート王妃国際コンクール1967年入賞者ウリ・ピアンカイスラエル出身を独奏者にしてのメータ二度目の録音。同国出身者との演奏と言うことでイスラエルフィルの演奏も熱いものがあります。独奏のヴァイオリンは、やや線が細い感がしますが、流れる川の流れのように淀みなく、美しい音色に惹かれます。金管楽器も粗々しく無くバランスのよい響きで力強さもあり大変魅力的です。あえて言うならば最新の技術で96kHz24bitのSACDで深津させて欲しいです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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