イルカ

CD あたしだってLove song!

あたしだってLove song!

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    よっち  |  長野県  |  不明  |  2021年05月13日

    1970年、のちに夫となる神部和夫さんが在籍するシュリークスに加入し、翌年からはふたり(神部和夫・保坂としえ←イルカ)での音楽活動がスタートしました。そして今年で50周年。 今までのベスト・アルバムと異なるのはラブ・ソングのみから選曲されている点です。誰もが知る「いつか冷たい雨が」や「まあるいいのち」に代表されるような世界、いや地球規模のすべての生命に対する大きな愛の歌は含まれていません。身近にある愛しくて切なくて、時には情熱的な男女間の恋唄のみです。 このアルバムの発売が待ち遠しかったのは、1980年代後半から90年代の、現在では入手困難なアルバムから多く選曲されているためです。唯一の新曲である1曲目の「あたしだってLove song!」は、まだまだラブ・ソングを歌い続けるよ!というポップなラブ&メッセージソングです。 全35曲中、シングルとして発売された曲は9曲のみで、ベスト・アルバムの定番である「雨の物語」や「海岸通」も収録されていないのですが、50年間変わらないやさしい歌声と、時には少女として、時には大人の女性として書いた詞を爽やかなメロディーにのせたラブ・ソング集に必ずや癒やされる事でしょう。 この50周年記念アルバムを聴きながら、もうひとつ考えた事があります。夫の神部和夫さんは1980年代半ばに難病を発症し、2007年に59才の若さで亡くなられるまでの20年間、イルカは1〜2年に一枚のアルバム制作を続けながら介護を続けてきました。先ほども述べましたが、このアルバムの大半の曲はそういった時期に作られた作品であり、もちろんこれは私が勝手に結びつけているのかもしれませんが、そんな事を考えていると、一曲一曲の詞をじっくりと味わいながら、目を閉じて深く深く聴き入ってしまいます ... 。

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