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シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

CD 【中古:盤質A】 歌劇『影のない女』全曲 ショルティ&ウィーン・フィル(3CD)

【中古:盤質A】 歌劇『影のない女』全曲 ショルティ&ウィーン・フィル(3CD)

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    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2017年01月28日

    ショルティといえばワーグナーが有名だが、私はあまり好まない。豪快に鳴るわりに後味は淡泊であり、客観的すぎて毒に欠けると思う。ところが、リヒャルト・シュトラウスではそうした不満は全くない。リヒャルト・シュトラウスの音楽自体がワーグナーのような聴き手を煽るものではなく、その客観性がショルティの持ち味と合っているのだろう。「サロメ」「エレクトラ」は名演として有名だったが、カルショウが自伝で「失敗だった」と語っている「アラベラ」を聴いてみたらこれがとてもよく、次いで聴いた「バラの騎士」も実によい。そこで「影のない女」を購入したのだが、これこそショルティの最高傑作というべきものだった。ホーフマンスタールとシュトラウスの妄想がエスカレートしてとんでもない代物となったこのオペラで、ショルティは細部まで克明に鳴らしその空前の面白さを明らかにする。ドミンゴ、ヴァラディ、ヴァン・ダム、ベーレンスと揃った歌手もベストであり、チョイ役にまでスミ・ジョー、エヴァ・リント、ロバート・ギャンビルらを起用する贅沢さ。ウィーン・フィルの圧倒的な鳴りっぷり。最高である。こんなことならボックスを買えばよかった。ところで、初めてこのオペラを見たのはサヴァリッシュ率いるバイエルン・オペラによる愛知芸術劇場こけら落とし公演だった。私には猿之助による歌舞伎風メイキャップの演出が「ミカド」に見えてしまって馴染めなかったのだが、下には下があるもので、ティーレマンのザルツブルグ公演での演出は呆れるばかりであった。こんな素晴らしいオペラなのにろくな舞台がないのはもったいないかぎり。CDで楽しむのが無難なようだ。

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    ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  2014年12月29日

    複雑だが美しく輝かしいシュトラウスの音楽をショルティは3年をかけて素晴らしい録音にして残した。 歌劇『影のない女』はショルティが手掛けた多くの録音のなかでも特に愛情と情熱をかけた重要な録音の1つでもある。 シュトラウスも台本を書いたホフマンスタールもこの作品を最も重要な共作と考えていたという。 幾つか聴いたシュトラウスの作品の中で一番素晴らしいと思う。 皇帝を歌うドミンゴはその役にぴったりの品格を感じさせる。 皇后を歌うヴァラディは若々しく美しい声が印象的だ。(年齢的には若々しくないのだが、そこはさすが芸の力だ。) ヴァン・ダムはバラックの善良さがよく表れているし、バラックの妻のベーレンスは音楽と歌詞にある神経質さを歌いきっている。 『影のない女』という作品は大人のためのお伽噺の性格を持っているだけに誇張された独特のキャラクターが対比させられていて、この録音ではその対比がはっきり表れている。

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    ushio  |  東京都  |  不明  |  2010年12月19日

    ベームだ、シノーポリだと騒ぐ人は、所詮評論家と一緒。名前だけで買っている。「影のない女」のベストはショルティで決まりだ。メリハリが利き、極めて雄弁、美しい。ウィーンフィルも極上である。ショルティを嫌う人はオペラを聴いていない人。今後これを超える可能性があるのはティーレマン&ウィーン。ただ、レコード産業の現状を鑑みると、難しいと言わざるを得ない。

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    Straussist  |  香川県  |  不明  |  2007年06月11日

    『影のない女』を初めて聴いたのはシノーポリ盤だが、1年前、吉田秀和先生のラジオ番組「名曲の楽しみ」でこのショルティ盤を聴いて驚愕したのをはっきりと覚えている。この時、少し聴いただけでショルティのほうがシノーポリよりも指揮者としての実力が遥かに上だと思った。ショルティは『影のない女』を録音するのが長年の夢だったことを解説書に書いているが、それが十分に伝わってくるし、本当に気合の入った壮絶な名演である。この録音はショルティ晩年の最高傑作だと私は断言する。

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