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本 デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    sorano  |  大阪府  |  不明  |  2021年07月21日

    登山家・栗城史多さんの死去のニュースを知った時に感じた妙な違和感。ネットで今回の9回目のエベレスト登山はどのような内容だったのか調べると、ますます違和感が大きくなる。なんで不可能とも言われているルートを、両手の指が9本ない状況で目指したんだろう?もうこの登山がラストだと考えていて、エベレストで死にたかったんだろうか?そんな疑問から手に取った書籍が「デス・ゾーン」です。ノンフィクションの作品に対して、まして本人が死去されている状況でこんな事を思うのは不謹慎なのかもしれません。でも作品自体には罪はないので、読んだ感想は謎解きがあるミステリー小説を読んでいるような面白さがありました。もちろん真実は本人にしか分からないので、私たちは一生真実を知る事は出来ません。ですが私の中では最初に感じた違和感は消えたような気がします。

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