【中古:盤質A】 クナッパーツブッシュ&BPO/RIAS録音集 1950−1952(5CD)
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顕 | 岐阜県 | 不明 | 2023年04月29日
曲目に目新しさがなく、同じ曲が2曲もあったので買わずにいましたが、下の方のレビューを見て買うことを決心。これはすごい音です。クナッパーブッシュのモノラル録音では一番よいですね。太い音がします。轟音です。轟音をたててノッシノッシと音楽が進みます。こんな音楽をするのは、彼だけでしょうね。レビユーは参考になります。HMVさん、商品にはできるだけたくさんレビユーを集めて載せてくださいね。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ききだおれ | 神奈川県 | 不明 | 2013年03月11日
まずなによりも音質の良さは格別。状態の良いマスターをセンス良くリマスターしている点が嬉しい。演奏の方は、どれもこれも楽しいが、圧巻は「こうもり」序曲。どんな顔して振っていたのだろうか。何度聞いてもにやりと笑ってしまう。こんな個性の塊のような演奏、今は無いですね。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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masato | 新潟県 | 不明 | 2011年11月23日
現在ではすっかり失われてしまった気宇壮大な素晴らしい“個性”の記録。どなたかが書かれていましたが,古きよき時代へタイムスリップさせてくれる素晴らしいセット。さすがに第9は私には少し抵抗がありましたが,第8はフルトヴェングラーやチェリビダッケとはまた違った大きな演奏で心打たれたし,ベートーヴェンの第8は最高!緩徐楽章のホルンの甘い響きと,そこに絡む木管のなんて優美なこと…!疾風のごとき進む現代の最終楽章を嘲笑うかのような堂々とした終楽章…!私にとっての第8のベストです。CD4も魅力的。「昔はよかったね」という声が聞こえてきそうな,演奏は厳しくも,何かほのぼのした温かさが伝わってくる。話は変わりますが,「バーンスタインのように(ただし、マーラー及びシューマンを除く。)、内容の伴わない大仰さとはとても同列には論じられないことを銘記しておかなければならないと言える」と書かれている方がおられる…。この方は,リスナーへの挑戦とも言えそうな,あの驚異的なシベリウスの第2を聴かれたことがあるのだろうか…。愛妻を亡くした慟哭にまみれたモーツァルトのレクイエムを聴かれたことがあるのだろうか…。すさまじいショスタコーヴィチの第7を聴かれたことがあるのだろか…。ウィーン・フィルとのベートーヴェン,ブラームスの交響曲全集は私の知る限り最も“温かい”全集であるし,コープランド,バーバーは絶品だ。このような侮辱は,バーンスタインを愛する人たちに失礼だ…。何より,バーンスタインに失礼だ…。18人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ドンナー | 神奈川県 | 不明 | 2011年07月24日
クナッパーツブッシュは、ミュンヘン、バイロイト、ウィーンでの活躍がメインで、ベルリン・フィルへの客演はそれほど多くないが、それでもいつものようにクナッパーツブッシュ節全開の演奏で聴き手を楽しませてくれる。ブルックナーは改訂版を使っているので、今では少々違和感が先行してしまうが、チャイコフスキー、シュトラウス、コムツァークを並べたポピュラー・コンサートが実に愉しい。オーケストラの果てがアバド〜ラトルに率いられているものとはとても信じられない。音質もシャープでありながら、低音もよく録れており、戦後のベルリン音楽界にタイムスリップしたかのような錯覚を覚える。クナが嫌いな人にもお勧めしたい。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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OTTO | 東京都 | 不明 | 2011年06月24日
どれもこれも驚きの連続・・低音の響きがたまらないシュトラウス、劇的極まりないベートーヴェンの8番・・人生に一度は聞いておきたい演奏です。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2011年04月02日
昨年、フルトヴェングラーによるRIAS放送録音がアウディーテから発売されたが、例えば、第2次世界大戦後の復帰コンサートの際のベートーヴェンの第5など、従来CDと次元が異なる鮮明な音質によって、一世を風靡したのは記憶に新しい。フルトヴェングラーの演奏については、本年に入ってEMIからSACDが発売されたこともあって、現在ではそちらの方に注目が集まっているが、アウディーテ盤におさめられた演奏とは殆どが重複していないことから、現在においてもアウディーテ盤の存在価値には揺るぎないものがあると考えられる。そして今般、フルトヴェングラーに引き続いて、クナッパーツブッシュによるRIAS放送録音が発売される運びとなったことは、その演奏の質の高さや歴史的な価値から言っても、大いに歓迎したいと考える。クナッパーツブッシュの指揮は、特に、晩年においては、ワーグナーや、クナッパーツブッシュがワーグナーと同列の範疇で捉えていたと考えられるブルックナー(改訂版への固執がそれを物語っている。)の楽曲の演奏に際しては、荘重なインテンポを維持するなど遊びの要素は薬にしたくもなく、崇高さが際立っていたが、他の作曲家の楽曲の演奏になると、尋常ならざる極端に遅いテンポや粘ったような進行など、ある種の遊びのような要素が満載であった。バーンスタインも、最晩年には極端に遅いテンポをとるなど、大仰な表現が多々見られたが、決定的な違いは、クナッパーツブッシュの場合は、一聴すると単なる遊びのように感じられるフレーズにも、気高い芸術性が宿っているということであろう。バーンスタインのように(ただし、マーラー及びシューマンを除く。)、内容の伴わない大仰さとはとても同列には論じられないことを銘記しておかなければならないと言える。このような芸術的な遊びは、録音が悪いととても聴くに堪えない音塊になってしまう危険性があると言える。実際に、クナッパーツブッシュの既発売のCDは、いずれもそうした危険性と裏腹のあまり良好とは言えない音質であったと言わざるを得なかった。ところが、本セットにおさめられた録音は、既発売のCDとは見違えるような良好な音質に生まれ変わったと言えるところであり、本アウディーテ盤の登場によって、漸くクナッパーツブッシュの芸術の真価を味わうことが可能になったと言っても過言ではないのではないかと考える。それにしても、本セットの良好な音質で聴くと、クナッパーツブッシュの指揮芸術の桁外れのスケールの大きさをあらためて認識させられる。ブルックナーの第9は、悪名高き改訂版を使用しており、これまでは音質の劣悪さも相まって、私としても歯牙にもかけて来なかった演奏であるが、今般のCD化によって、弦楽器など実に艶やかに響くようになり、見違えるような音質に生まれ変わったのは実に素晴らしいことだ。改訂版の醜悪さが余計に目立つようになったのはご愛嬌ではあるが、クナッパーツブッシュの懐の深い至芸を良好な音質で味わえるようになった意義は極めて大きい。なお、本セットには、スタジオ録音とともに2日後のライブ録音がおさめられているが、音質の面を加味すれば一長一短と言ったところではないだろうか。未完成は素晴らしい名演だ。これまでは劣悪な音質故に、気にも留めていなかった演奏であるが、これほどの名演とは思いもしなかった。深沈たる奥行きのあるスケール雄大な演奏は、巨匠クナッパーツブッシュだけに可能な圧巻の至芸と言えるだろう。これもスタジオ録音と2日後のライブ録音がおさめられているが、音質をも含めると、容易に優劣はつけられない。ブルックナーの第8も、これまではミュンヘン・フィルとの超弩級の名演があることや音質の劣悪さから、殆ど芳しい評価がなされてこなかった演奏であるが、これだけの良好な音質になると、さすがにミュンヘン・フィル盤にはかなわないが、それに肉薄する名演と言ってもいいのではないだろうか。ベートーヴェンの第8とハイドンの第94は、いずれも見違えるような高音質、特に低弦の重心の低い音色が響くようになったことによって、クナッパーツブッシュの桁外れにスケールの大きい至芸を味わうことができるようになった意義は極めて大きいものと言わざるを得ない。これだけの高音質になると、テンポの遅さも必然のように思えてくるから実に不思議だ。小品もいずれも良好な音質に蘇り、いかにスケールの大きい素晴らしい名演であったのかをあらめて認識させられた。例えば、喜歌劇「千一夜物語」間奏曲のむせかえるような情感豊かな演奏は、何という人間味に溢れているのであろうか。組曲「くるみ割り人形」のスケール極大な音楽や、「こうもり」序曲の胸にずしんと響いてくるような低弦の重厚な響きは、圧巻の迫力を誇っていると言える。ピツィカート・ポルカやワルツ「バーデン娘」は、正にクナッパーツブッシュだけに許される桁外れにスケールの大きい芸術的な遊びと高く評価したい。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ふらんこ | 不明 | 不明 | 2011年01月17日
驚異的な音質改善です。グリーンヒル盤を越えた音質が、今になって登場するとは・・・3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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juntaro | 兵庫県 | 不明 | 2010年11月28日
鑑賞に値する以上に、クナファンのみならず一九五十年前半のベルリンフィル研究家必携の第一級ドキュメントです。CD一枚目ブルックナー第九とシューベルト未完成の音響はライヴ前前日のより陰影深いアゴーギクが迫力です。レーウェ初演版の意味を再評価させうるほどの抑揚の臨場感が、リヒターやシャルクらの古き伝統を想い起こさせます。四枚目の「くるみわり人形」「こうもり」「ピチカートポルカ」は意外な絶品ですし、「バーデン娘」はよくぞベルリンでと思うぐらい自然体でかつ幸せな小品です。先のフルトウェングラー版以上の大ホームラン復刻です。買って絶対損はありません!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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murr | 東京都 | 不明 | 2010年11月22日
いいのだけども・・・やっぱりブルックナー9番改訂版が2演奏もあるのって、余程のクナ好きでないと、ちょっともったいないな。 ブルックナー8番、20年位前にHUNTというレーベルで出ていたので聞いたことがありましたが、あらためて聞くと、また違いますね。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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独居人 | 東京都 | 不明 | 2010年10月27日
[Disc 1]ブルックナー交響曲No.9(スタジオレコーディング)は、Tahra盤(TAH207)と比較すると一枚ベールがとれたように高音域が鮮明に出ている。 1st Masterからの復刻ならではだろう。 その反面、より古いマスターであるためテープ劣化によるものと思われる音の息継ぎの様なものが複数存在する。 悩ましいところである。 第1楽章冒頭では航空機の騒音の様な低い音がかぶさっている。 当時はベルリン封鎖などの影響もあり航空機による物資輸送が頻繁だったせいなのか。 「未完成(スタジオレコーディング)」は徐々に盛り上がっていく様がドラマティックだ。 [Disc 2]ブルックナー交響曲No.8(スタジオレコーディング)と、Tahra盤(TAH206)との音質の差は殆どないと言ってよい。 同一テープからの復刻の可能性もある。 強いてあげれば本盤の方が高音域が僅かにクリアで生々しいといえる。 高音域に若干のテープサチュレーション、響きはややデッド。 音色はもちろん、アッチェレランド、デュナーミク、などの表情の付け方が、同時期のフルヴェンによく似ている。 もちろんフルヴェン存命中のベルリンフィルは、その影響下にあり当然のことだろう。 [Disc 3]ベートーヴェン交響曲No.8は、スローテンポでありながら嵐の様なアタック、フォルテシモ、トゥッティでフルヴェンもかくやと言わんばかりのパワフルな熱演。 [Disc 4]チャイコフスキー「くるみ割り人形」は力強い躍動感があるデュナーミクの大きい元気な演奏である。 「未完成(ライブレコーディング)」は[Disc 1]より若干スローテンポで、デュナーミクが大きく、激しい演奏である。 [Disc 5]ブルックナー交響曲No.9(ライブレコーディング)は[Disc 1]よりパワフルでアッチェレランドもデュナーミクも大きい。 高音域もさらに出ていてメリハリのある音。 録音状態は当時としては良い方だろう。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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鶴田の坊主 | 青森県 | 不明 | 2010年10月25日
いずれもターラ等で既発の録音でありますが、靄やワフが改善されて聴きごたえ抜群です。アウデーテにはBPOのSFBの録音の発売も期待したいですね。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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goti | 岐阜県 | 不明 | 2010年10月23日
商品が届いたので、早速、聴いてみた。演奏についてのコメントは不要で、クナッパーツブッシュ好きなら既に聴いておられる録音が多いと思う。しかし、重複していても入れ替える価値は十分にある。音質は良好だ。特に1950年のライヴ録音には驚く。「フルトヴェングラー・コンプリートRIAS レコーディングス」で少々落胆した方にもお勧めしたい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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