【中古:盤質A】 ベルリオーズ:『幻想交響曲』、ドビュッシー:『海』 ミュンシュ&パリ管弦楽団(1967 ステレオ)
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Y.Fuyuno | 茨城県 | 不明 | 2010年01月19日
「幻想」は迫力もすごいけれど、フレージングのきめ細かさにあらためて驚いた。丁寧で、かつ凄まじい。大迫力の図柄の大きな蒔絵屏風を一瞬で描き上げる、なんてことは実際不可能なのだが、そういうことをやってのけたような演奏。最後は、パリ管の面々、ミュンシュの棒にお終いまでよくついていったな、と溜息が出る。 こういう「海」が聴きたかった。表情がダイナミックで、引き締まった筋肉質の「海」。体育会系ドビュッシーが聴ける。ただし、このアスリートは頭もすこぶる良く、ロマンティストでもある。(例えばイチロー・・かな?) 音響が生過ぎる感じ。もう少し距離感と残響がほしいけれど、これは昔のライブだし、無い物ねだり。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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顕 | 岐阜県 | 不明 | 2010年01月12日
EMI録音と比べます。1楽章の興奮度はこのライブもEMI盤はあまり変わりはない。ただ、その後の2〜5楽章の盛り上がりはかなりEMI盤を上回る。そもそもEMI盤も相当興奮度が高いので有名だ。それを上回るのである。どのくらいの名演であったかがわかるだろう。どなたか、このライブはフルトヴェングラーの47年復帰ライブ比較されたが、私はそれと同等の価値があると思う。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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猫助 | 福岡県 | 不明 | 2010年01月09日
1年に1,2度聴く。そういうCDだと感じました。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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masato | 新潟県 | 不明 | 2010年01月06日
この演奏会はただ一度の特別なもの。私がこのCDを聴くのも一度だけだと思います。凄い演奏ではありますが、繰り返し鑑賞する気には…。クリュイタンスの日本でのライヴ、マルケヴィチ&ラムルー管、これらを繰り返し聴いていきます。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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em | 愛知県 | 不明 | 2010年01月04日
この素晴らしい演奏を今、聴き終えた。感想は各レビューの通り。 フルトベングラーの1947年復帰ライブの「運命」を思い起こした。 名指揮者はここまで融通無碍な演奏をすることが出来る見本のような演奏だ。あと、あるなら是非ブラームスの一番も聴きたい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Fostex で聴いてます | 徳島県 | 不明 | 2010年01月04日
確かに凄まじい幻想交響曲で、終楽章は本当に興奮しました。ただ、第3楽章の終盤、練習番号47の5小節目から18小節をカットして演奏していますが、ミュンシュは実演ではカットして演奏するのが常だったのでしょうか? この部分「ヴァイオリンが7度の下降音型を2度繰り返し(恋人を刺した瞬間?)、ティンパニが轟き空に暗雲が立ちこめ、恋人の旋律がビオラで演奏され(死を暗示)、それをみて激しく動悸をうち、落ち着き…」と、なかなかの聞き所だと思うのですが、他のライブ盤ではどうなんでしょう…?4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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guinness | 神奈川県 | 不明 | 2010年01月04日
とんでもないCDが登場した。 幻想の中で最も恐ろしい演奏、ミンシュは完全に悪魔に憑依されとても人間業とは思えない。 怒涛のアチュレランド、それを促す足ぶみや奇声!(掛け声ではない!)を聞くとき身震いする。 怖くて繰り返し聴けるCDでは無いのは確か。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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まっちゃん | 千葉県 | 不明 | 2010年01月03日
噂に違わぬ迫力の大名演で、本当に興奮しました。大感激です。 この演奏会はパリ管のHPで当日の画像の一部を見たことがあります。映像が全部残っているのであれば、是非ともDVD化を望みます。 また同HPによれば、ミュンシュの短い在任期間中に定期演奏会ではブラームスの1番、V協。シューマンの4番、その他「バッカスとアリアーヌ」「ペレアスとメザリンド」「ダフニスとクロエ」等が演奏されのですが、これらの録音も残っていないのでしょうか? 引き続いてCD化されたら嬉しいです。特にブラームスの1番を!!8人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Muumin | 兵庫県 | 不明 | 2010年01月01日
悪霊が乗り移ったかのような恐ろしい演奏。録音精度、指揮者の足踏み音・叫び声、会場ノイズ...すべて許容できます。第2楽章ワルツ出だしの「パコッ」という音も御愛嬌。いたるところにフルヴェンばりの急加速がありますが、いつの間に減速してたのかと狐につままれた感じ。セル、ムラヴィンスキー、クーベリックの来日公演盤に比肩する名盤と思われますが、恐れ多くてしょっちゅうは聴けませんね。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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りゅうちゃん | 千葉県 | 不明 | 2009年12月31日
何たる壮絶な幻想!ミュンシュがちょうど一年後に亡くなることを考えると、残りあと僅かのロウソクの灯が燦然かつ悪魔的に輝くかの如き演奏。残響の少ない録音がそのイメージに更に拍車をかける。時折唸り声をもあげつつ指揮するミュンシュを、当日会場に居合わせた聴衆は固唾を飲んで凝視していたに違いない。同時期のセッション録音(EMI盤)と同じ組み合わせとは思えず、むしろ二種類あるボストン響(特に‘54盤)とのスタイルに近いか。幻想好きには必聴必携のディスクであるが、EMI盤の価値はいささかも揺らぐものではない。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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SPRING | 山形県 | 不明 | 2009年12月30日
これは「おっどろき〜!」の超ライブ演奏だ!!先入観などすべて吹っ飛んでしまうほどの自由自在なテンポ・表現で狂気じみた「怪演」だ。録音も鮮明でまるで目の前で聴いているみたいだ。「幻想」ファン必聴!3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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tatsu | 東京都 | 不明 | 2009年12月30日
コンサートホールの最前席で聞いているような生々しい 録音です。幻想交響曲第5楽章のピッツィカート、フィ ナーレに向かって加速する弦楽器など、これまで聞いた 中で最もスリリングな演奏です。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 2009年12月29日
本番で燃えるミュンシュがスタジオ録音と違うのは当然だが、比較的近い時期のフランス国立放送管とのライヴ(62,63年)ともまるで違うのには驚いた。ortfでは、音楽を煽るもののバランスは押さえられていた。一方今回のものは、やりたい放題。ミュンシュのうなりも凄いが、テンポの激変、超高速の突進についていったオケもたいしたもの。ただ、爆演だが、やりすぎ感も感じる。興奮するが、そうした方向に流れすぎ、「海」「幻想」としてどうなの・・という印象。何度も聞きたい演奏ではない。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ガリ | 神奈川県 | 不明 | 2009年12月28日
この音質でスタジオ盤と同じような演奏をしていれば、注目されることもなかったと思いますが、演奏がぶっ飛んでるだけにひとによっては決定盤になるのではないでしょうか。 ただ頭痛がしてくるほど、聴き手を狂わせる演奏故に、平常時に幻想を聴くときは別の演奏が必要かも。 ここぞという時のリーサルウェポン的な最凶演奏です・・・。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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アッキ | 茨城県 | 不明 | 2009年12月28日
幻想交響曲。確かに、凄まじい演奏だ。ミュンシュは日本フィルの第九のライブの時も感じたが、セッションを組まれたレコーディングの時とは別人になる。敢えてそうしていたとも思うのだ。このようなライブを毎回、部屋で聴くとなると、刺激強すぎるのかも・・。1楽章 序奏からうねり、メリハリを効かせコーダは圧巻!2楽章の最後は狂乱した状態でもう音楽が壊れる寸前、一か八かの勝負を賭けた演奏。3楽章 野の風景だが、弦にエッジを効かせ劇的でテンションが高い。そこには牧童の間奏曲というより常にこの後にやってくる世界の前奏曲のよう。4楽章 気迫充分 超快速で5楽章に突入 予期していた通りの凄まじさ、全身全霊で振るミュンシュも思わず気合から大声が飛び出し、一発勝負にでる・こういう演奏を出来る人は過去この指揮者だけで、さらに今後現れないでしょうね。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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