ラヴェル (作曲家・人と作品シリーズ)
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Tan2 | 神奈川県 | 不明 | 13/April/2021
ラヴェルは有名な割にはその生涯やどのような考えをもって生きたのかを紹介した本は少ないです。たとえば、なぜ生涯独身であったのか、恋愛はしなかったのか、同時代人(ドビュッシーやストラヴィンスキー、フランス6人組など)との関係は、などなど。 そういったラヴェルの生涯や作品を丁寧にまとめた一般読者向けの好著だと思います。 断片的に語られる「ローマ賞」をめぐる確執、ドビュッシーの「グラナダの夕暮」の盗用疑惑、第一次大戦での軍隊志願、ヴォーン・ウィリアムズやガーシュインとの関係、晩年の健康障害と衰弱など、いろいろなことを体系的に整理して、ラヴェルという生身の人間に少しだけ近づくことができます。ただし、やはり「心の中」にまで入り込むことは無理なので、なぜ結婚しなかったのか、晩年はどんな状態だったのかを正確に推測することは不可能ですが・・・。 ラヴェルのピアノ曲、管弦楽曲、自作や「展覧会の絵」などの管弦楽編曲などに興味をお持ちの方は、その根底に存在する「ラヴェルという人」の生きざまやその美学に心をはせてみてはいかがでしょうか。0 people agree with this review
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