トップ > 中古(販売・買取)CD / DVD / アナログレコード / 本 / ゲーム > 中古 > 【中古:盤質AB】 ゲオルク・クーレンカンプ名演集(10CD)

CD 【中古:盤質AB】 ゲオルク・クーレンカンプ名演集(10CD)

【中古:盤質AB】 ゲオルク・クーレンカンプ名演集(10CD)

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (2 件)
  • ★★★★☆ 
    (0 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:2件中1件から2件まで表示

  • ★★★★★ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  2022年01月31日

    ドイツのヴァイオリニスト、ゲオルク・クーレンカンプ。 戦前から戦後にかけて活躍した当時の人気者であり、戦前はテレフンケン、戦後はデッカに録音を残しましたが、それらを復刻したのがこのアルバムです。 全体的には協奏曲が多めの印象です。 CDの簡単な感想を書きますと→ CD1→シューマンとブラームス、ベートーヴェンを収録。 シューマンのヴァイオリン協奏曲は世界初録音であり、クーレンカンプは初演者でもあります。 伴奏はハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。 数少ない同曲の貴重な録音であり、この曲の好演でしょう。 ブラームスのヴァイオリン協奏曲もイッセルシュテットとベルリン・フィルの演奏で録音されたもの。 ポルタメントかけまくりの古き演奏といった所。 ベートーヴェンのロマンス第1番はアルトゥール・ローター指揮、ベルリン国立歌劇場管弦楽団による演奏で、これも古き良き時代の演奏と言った感じ。 CD2→シベリウスとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を中心に、ヴァイオリンと管弦楽のための作品を集めたアルバム(レーガーを除く) オーケストラはいずれもベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮は、ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、パウル・クレツキの3名。 殆どがテレフンケン原盤。 この中ではシベリウスの演奏が最も素晴らしい。 ライヴならではの高揚感、古き良きベルリン・フィルの演奏も良い。 また後半に収録されたヴァイオリンとオケの小品もアンコールを聴いているようで良い。 CD3→チャイコフスキーとドヴォルザークの協奏曲を収録。 チャイコフスキーはアルトゥール・ローター指揮、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団、ドヴォルザークはオイゲン・ヨッフム指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。 チャイコフスキーの美しい音色がまさしくこのヴァイオリニストらしい演奏だ。 CD4→ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。 本CDはクーレンカンプの美音もさることながらイッセルシュテットの伴奏も素晴らしく、低音が良く鳴っている。 ただ1楽章はそれほどだが、2楽章はノイズが目立つのは残念。 CD5→グラズノフとブルッフの協奏曲を収録している。 グラズノフはトール・マン指揮、スウェーデン放送交響楽団のライヴ。 ブルッフの第1協奏曲は、ヨーゼフ・カイルベルト指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。 この中ではブルッフが良いでしょうか。 CD6→モーツァルトの作品集である。 ヴァイオリン協奏曲第5番は、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団と、ヴァイオリン協奏曲第7番とアダージョは、ベルリン放送交響楽団と共演しており、指揮は全曲アルトゥール・ローターである。 全曲とも格調高いモーツァルトで、緩徐楽章の美しさは見事。 CD7、CD8→モーツァルトのヴァイオリン・ソナタK454と、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第9番に、ブラームスのヴァイオリン・ソナタを収録。 クーレンカンプもすごいが伴奏者に注目。 あのショルティがピアノを弾いている。 このピアノ、とてもうまくこれだけでも聴きものです。 ピアニスト、ショルティの録音はそう多くないですから、本CDは貴重な一枚です。 CD9→ブラームスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲を、カール・シューリヒト指揮、スイスロマンド管弦楽団と、エンリコ・マイナルディのチェロで、シュポアのヴァイオリン協奏曲第8番を、ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で収録したもの。 シュポアのヴァイオリン協奏曲がなかなかよく、マイナーなこの曲の名演だと思う。 CD10→フルーリーのヴァイオリン協奏曲第3番をクルト・ローテンビューラー指揮、ベルン・スタジオ管弦楽団の演奏で、ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番をカール・シューリヒト指揮、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の演奏で録音したもの。 クーレンカンプと同世代の作曲家、フルーリーのヴァイオリン協奏曲が名演というに相応しい出来。 基本的に録音が戦前から戦後すぐぐらいなので、音質はまちまち。 ノイズが目立つのもあれば、曇って聴きづらいもの、時期の割には聴きやすいかなというのもある。 CDには解説などは無く厚紙にCDが入ったクラムシェル仕様である。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    せごびあ  |  愛知県  |  不明  |  2018年11月03日

    ポルタメントを多用した歌心いっぱいの演奏で、古きよき時代のすばらしい演奏のひとつと言えましょう。またジャケットのデザインも素晴らしい。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:2件中1件から2件まで表示