風にもまけず粗茶一服

松村栄子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838722198
ISBN 10 : 4838722192
フォーマット
出版社
発行年月
2010年12月
日本
追加情報
:
340p;19

内容詳細

武家茶道坂東巴流の将来を背負って立つはずの友衛遊馬が、いよいよ比叡山に…。友衛遊馬19歳が繰り広げる、大傑作青春エンターテインメント。「粗茶一服」シリーズ、待望の第2弾。

【著者紹介】
松村栄子 : 1961年静岡県生まれ。筑波大学第二学群比較文化学類卒業。90年に『僕はかぐや姫』で海燕新人文学賞、92年に『至高聖所(アバトーン)』で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 七色一味 さん

    読破。この表紙は、引く! まぁ、それは置いておくとして…。いい加減、楽な方に流れていく──相変わらずそう自分では思っているものの、やっていることは全く反対。私もそう思っていた遊馬の、行馬に放った言葉が、それまでイイ子の行馬をぐさっと突き刺す。私も、思わずはっとする。そうか、そうだね、遊馬、あんたは(その言葉だけは)確かに正しいよ。あっちこっち大団円に持ち込むあたり、若干詰め込み過ぎだけど、これはこれで仕方ないかな。続編としてまとめるにはどうかと思うし…。ここで終わるのが正解かと。結構なお点前でした。

  • NOBU さん

    なんやねん!?このイケメン君の表紙は?誰のつもりやねん?誰やら知らんイケメン君には悪いけど、全然内容に合うてないやん!何故に前作の表紙を踏襲せえへんのや!? しっかし、物語はええ話やったわ。遊馬が山寺で修行、と言うより生きる為に奮闘することで、余計な逡巡から抜け出して成長する様が小気味良い。私は学生時代弓道をしていたので、弓の鍛練の段も楽しめた。そして、カンナと(おじゃる丸?)幸麿カップルがホンマにええ味やわ。何もかもが都合良く繋がりすぎやけど、カンナを巡る皆の思いやり、何よりも真っ直ぐな彼女に泣けた。

  • horihori【レビューがたまって追っつかない】 さん

    「粗茶一服」シリーズ第2弾。弓道、剣道、茶道を伝える坂東巴流の家元の長男、友衛遊馬19歳。弱小流派を継ぐのを厭って家出中の身だったのが、比叡山の“天鏡院"で修業を始める。ようやく茶の湯に目覚めたかと思いきや、そこは一筋縄では行かずとにかく食べることに必死の毎日。一方、弟行馬を巻き込んだ宗家巴流の跡継騒動や、お目付け役カンナの結婚話も新展開。逃げることを止めて、きちんと興味を持って修行に入った遊馬の成長が著しい。

  • BlueBerry さん

    初再読の本です。改めて伏線を拾いながら読むのも楽しい物ですね。

  • まど さん

    続編楽しみに待っていたのでうれしい♪ ご都合主義っぽく小さくまとまっていく感じもしましたが、それ以上に魅力的な人物描写や人間関係が心地よくてやっぱりすごく面白かったです。次作も楽しみ♪楽しいお話が好きな方にオススメシリーズです。

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松村栄子

1961年静岡県生まれ。福島県育ち。筑波大学第二学群比較文化学類卒業。90年『僕はかぐや姫』で海燕新人文学賞を、92年『至高聖所(アバトーン)』で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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