りゅうおうのおしごと! 8 GA文庫

白鳥士郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797395921
ISBN 10 : 4797395923
フォーマット
発行年月
2018年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
しらび ,  
追加情報
:
299p;15

内容詳細

《TVアニメ放映中! 》
《このライトノベルがすごい! 2017・2018 文庫部門1位 2連覇! 》
《シリーズ累計100万部突破! 》
《第28回将棋ペンクラブ大賞優秀賞受賞! 》
《監修は関西若手プロ棋士集団「西遊棋」! 》
《朝日新聞書評欄掲載! 》


山城桜花戦開幕! 秘手繚乱の第8巻!!

「そうだ。京都へ行こう」

順位戦が終わり、プロ棋界は春休みに突入した。
八一はあいを伴って京都を訪れるが、しかしそれはデートでも慰安旅行でもなかった。
『山城桜花戦』――女流六大タイトルの一冠を巡る戦いを見守るため。
挑戦者の月夜見坂燎と、タイトル保持者の供御飯万智。

「殺してでも奪い取る」
「……こなたはずっと、お燎の下なんどす」

親友同士の二人が激突する時――
八一とあいは女流棋士の葛藤と切なさを知る。

春の京都を舞台に、華よりもなお華やかな戦いが繰り広げられる秘手繚乱の第8巻!

ユーザーレビュー

総合評価

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メインは女流6大タイトルの一つである「山...

投稿日:2018/05/14 (月)

メインは女流6大タイトルの一つである「山城桜花戦」。月夜見坂燎と供御飯万智との3番勝負が京都を舞台に繰り広げられ、ひょんなことから主人公九頭竜八一は弟子の雛鶴あいと第3局の大盤解説を引き受ける。 将棋は駒の動かし方程度しか知らないので、「穴熊」とか「美濃囲い」がどういう状況であるのか全然わからないけれども、ストーリーは十分楽しめる。観戦記者としてではなく、女流棋士としての供御飯万智がよく描写されていた。 また山城桜花戦とは関係ないけれども、八一とあい、空銀子の3人が焼肉を楽しむ様子を描いた「やきにく将棋」が秀逸でした。

ウィスパー さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 海猫 さん

    本題をちょっと逸れて、今回は変則的なサブストーリー集といった内容。それを外枠の山城桜花戦で締めた、といったところか。ここまでの巻数を一気読みしたもんだから、重めの手応えを期待してて、スカされた気もする。しかしバラエティーに富んでいる巻ではあったし、メインの女流棋士対決は盛り上がるし変化球的には十分面白い。作品世界を深めるというよりも、広める意味で楽しめる。ギャグパートも素直に笑ったし。本筋をストレートに描く話は次巻以降に期待しよう。

  • スズ さん

    山城桜花戦。女流六大タイトルの一冠であり、京都の名所を舞台にした三番勝負。八一とあいはその公開対局の大盤解説を行うため京都を訪れるが、タイトル保持者の万智と挑戦者の燎、共に親友同士の全身全霊の将棋を前に、女流棋士の神髄を垣間見る事に…。男性棋士と比較すると話題になる事が少ない女流棋士の世界の葛藤と切なさ、凄まじい熱量の気迫と信念の両方が見事に描かれていた。からかい上手の頼れるお姉さんという印象の強い万智が抱えていた苦悩が強烈でしたが、八一の存在が彼女を過酷な将棋の世界に繋ぎ止め続けていたのが嬉しかったです

  • かんけー さん

    3月緊急出版と言う事で♪何時もは脇に(と言っても主役を喰う位w個性的ですけど♪)徹してる供御飯万智嬢と月夜見坂燎嬢の京都を舞台にした山城桜花戦!相変わらず熱い厚い篤い!サッパリ系の月夜見坂さんに対しシットリ系の万智嬢の対局は読んでてハラドキの連続で(^_^;)間に挟まれる八一やあいの、京都観光JS 研メンバーの♪癒しとか、男鹿さんのエピもホッコリ♪自戦記と銘打った月夜見坂さんのエッセイ?もいい感じ(^.^)構成も善く憎い演出にニンマリ(^_^)vあとがき♪あっ、そうですか♪生涯のご伴侶を...→

  • まりも さん

    月夜見坂燎と供御飯万智。二人の女流棋士が戦うシリーズ第八弾。表紙の通り感想戦の女流棋士がメインを張る今回。共に切磋琢磨をし、競い合う親友でもあり、ライバルでもある。そんな二人が文字通り全てを出し尽くし雌雄を決する対局の熱さたるや。熱量の安定具合がほんと素晴らしいわ。ただその真剣勝負の間に短編を入れたのはいただけない。ロリネタたっぷりな短編と熱量溢れた山城桜花戦があっていない上に、回想という形で間に入ってくるので、山城桜花戦に水を差された気分になった。短編、山城桜花戦で1冊ずつ分けてくれたら良かったのに。

  • むっきゅー さん

    ラブコメ全開の第8巻。八一の鈍感主人公ぷりが酷すぎて、いつかめった刺し喰らうな(願望)。山城桜花戦をメインに短編集をうまく組み込んだ構成で、2巻とか4巻みたいな明るい展開。息抜き回ですが、将棋はやはり熱かった。そしてボクはすっかり供御飯さんファンになってしまいました。夜の先斗町デート、そして鴨川等間隔カップルからの182ページのイラストで、思わずドキッとしました。こんな優しいお姉様に一途に思われて、もう八一が妬ましいのなんの!どうでもいいけど「ロリコン」という単語、本編に何回出てきたの?数えきれん...。

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白鳥士郎

名古屋市在住。2008年『らじかるエレメンツ』にてGA文庫からデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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