八ヶ岳を望む縄文集落の復元 梅之木遺跡 シリーズ「遺跡を学ぶ」

佐野隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787721341
ISBN 10 : 4787721348
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
追加情報
:
96p;21

内容詳細

目次 : 第1章 縄文集落がみつかった(梅之木遺跡の発見/ 保存か開発か)/ 第2章 リアルな縄文集落を求めて(梅之木遺跡の発掘調査/ 縄文中期の環状集落だ ほか)/ 第3章 梅之木縄文ムラの生活を追う(ムラの生活を支えた道具/ 磨製石斧はどこから来た? ほか)/ 第4章 新たな住居像を求めて(みんなでつくる縄文ムラ/ 竪穴住居をどう復元するか)/ 第5章 生きている史跡

【著者紹介】
佐野隆 : 1964年山梨県生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。現在、北杜市役所教育部参事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • tamami さん

    新泉社のシリーズ「歴史を学ぶ」の最新刊。このシリーズでは、2004年以来全国の遺跡をテーマにして、一遺跡一冊にまとめる形で紹介している。本冊で既に百数十点、発掘報告書と一般書を繋ぐ役割を果たしている。本冊も山梨県八ヶ岳山麓の縄文時代中期の環状集落遺跡である梅之木遺跡について、発見の経緯から国史跡として保存活用がなされるまで、発掘担当者の苦労話を交えて、経過が記される。本遺跡の特徴は、水場遺構や縄文の道などを含み、集落全体をいわば生きた状態で保存しようとしていることだろうか。水洗選別やレプリカ法などの最新の

  • 月をみるもの さん

    三内丸山みたいな派手さはないが、川筋におりる「道」の存在、周辺の鉱物や植物利用、実験考古学による縄文住居再現の試みなどなど、最先端の研究と地元での活用・保存がみごとに噛み合ってる梅之木遺跡。次回山梨・長野に行く時は必ず行こう。

  • 月をみるもの さん

    再現されてる縄文住居の屋根は多くの場合茅葺になってるんだけど、とくに積極的な根拠はないんかい。

  • うしうし さん

    山梨県北杜市にある縄文時代中期(井戸尻式〜曽利X式)の環状集落「梅之木遺跡」の概要。集落に隣接する川べりの作業場や川へ下る道なども確認されている。なにより面白かったのは、竪穴住居の復元考察。一般にみられる茅葺き屋根ではなく、土をかぶせた屋根の形で復元されている。確かに、屋根素材にするカヤの絶対量が足りないことや固いカヤのカン(茎)を刈り取る道具が縄文時代には見当たらない(p76)というのは納得。また、住居の土を掘るのに、打製石斧は役に立たず、鹿角が有効だという指摘(p80〜81)には驚いた

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佐野隆

1964年山梨県生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。現在、北杜市役所教育部参事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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