病室の「シャボン玉ホリデー」 ハナ肇と過ごした最期の29日間 文庫ぎんが堂

なべおさみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781671222
ISBN 10 : 4781671225
フォーマット
発行年月
2014年11月
日本
追加情報
:
413p;15

内容詳細

1993年9月10日、ハナ肇は肝臓癌により逝去した。享年63。壮絶な闘病生活を支えたのは、かつて付人を務めた著者・なべおさみだった。クレージーキャッツの面々、ザ・ピーナッツ、布施明らハナ肇を囲む人々が病室で繰り広げる、可笑しくて哀しいやりとりの数々。そして即興で演じられる「シャボン玉ホリデー」のコント…。師匠の「うらやましい死に方」に寄り添った日々を、克明に綴った一冊。

目次 : 第1章 おやじの我侭(八月十三日(金)入院一日目 杏林大学病院/ 八月十四日(土)入院二日目 看病スタート/ 八月十五日(日)入院三日目 静脈瘤破裂 ほか)/ 第2章 スターダスト(八月二十二日(日)入院十日目 ハンサム先生/ 八月二十三日(月)入院十一日目 おやじとジャンボ/ 八月二十四日(火)入院十二日目 吐血 ほか)/ 第3章 肉体と魂(八月三十一日(火)入院十九日目 死んでたまるか!/ 九月一日(水)入院二十日目 ミッドナイト・コンサート/ 九月二日(木)入院二十一日目 サヨナラ・セレモニー ほか)

【著者紹介】
なべおさみ : 1939年東京生まれ。本名は渡辺修三。1958年明治大学演劇科入学後、すぐに三木鶏郎門下となり、在学中からラジオ台本などを書く。その後、渡辺プロダクション入りし、水原弘や勝新太郎、ハナ肇の付人となる。1964年、日本テレビ系列「シャボン玉ホリデー」でデビューを果たし、一躍スターダムにのし上がった。1974年に渡辺プロダクションを退社。1991年、いわゆる明大裏口入学事件により、芸能活動を自粛。現在は、舞台や講演を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • gtn さん

    著者の謹慎期間とも重なり、29日間、師とどっぷり過ごし、最期を見届けることができた。「献身」という言葉を思い浮かべる。その先の「幸福」という言葉も。

  • kenitirokikuti さん

    図書館にて。千葉県の柏市立中央図書館の闘病記コーナー、肝臓ガンの項から選んだもの。ハナ肇は1993年に63才で肝臓ガンで亡くなったが、そのとき病室で付き添いしたひとりが、なべおさみである。肝臓機能が失われることによる死がどういうものか、少し読んで理解した。尿毒で脳がやられるのな。アル中のあれかぁ。苦しいので通読しきれなかった。私は過去に付き添いのストレスで自律神経がダメージを受けたので、こういうしんどい付き添い記には耐えられなかったのだ

  • dokusho-1980 さん

    実父を看取った遠い日の病室の光景を思い出した。 看護する方もされる方も真剣な戦いである事は実感として間違いない。この本には、身近な人の最後の時を病室で一緒に迎える日の真実が書かれていました。

  • Charlie Ono さん

    ハナ肇さんの死後10年を経て、最期を看取ったなべおさみ氏が記した壮絶な手記。いろんな人間模様をはらみながら、皆のハナさんへの愛情描写が素晴らしい。

  • ヨイドレテンシ さん

    なべおさみの意外な文才で有名な本書、長らく積んであったのを読了。引退後のザ・ピーナッツの2人の素顔が書かれたほぼ唯一の資料だと思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

なべおさみ

1939年、東京都生まれ。本名は渡辺修三。1958年、明治大学演劇科入学後、ラジオ台本などの執筆活動に入る。その後、水原弘とともに渡辺プロダクションに入り、水原や勝新太郎、ハナ肇の付人となる。62年明治大学卒。64年、『シャボン玉ホリデー』(日本テレビ系)でデビュー。68年、山田洋次監督の『吹けば飛

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品