ランディ・オルソン

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なぜ科学はストーリーを必要としているのか ハリウッドに学んだ伝える技術

ランディ・オルソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766425239
ISBN 10 : 4766425235
フォーマット
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
355p;19

内容詳細

ハーバード大学で博士号を取得。修身在職権を得るも、その地位を捨てハリウッドへ。

目次 : 第1部 序論―なぜ科学にストーリーが必要なのか/ 第2部 正(テーゼ)(科学は、「物語」の世界から逃げられない/ そして、人文学は科学の助けになるはずだ/ しかし、こういう面では人文学は役に立たない/ したがって、ハリウッドが救いの手を差し伸べる)/ 第3部 反(アンチテーゼ)(物語のツール―WSPモデル/ 言葉―ドブジャンスキー・テンプレート/ 文―ABTテンプレート/ 段落―英雄の旅/ 物語のスペクトラム/ 四つのケーススタディ)/ 第4部 合(ジンテーゼ)(科学にはストーリーが必要だ/ そして、ハリウッドはその助けになれる/ しかし、物語の訓練には新たな思考の枠組みが必要だ/ したがって、僕は「ストーリー・サークル」を推奨する)

【著者紹介】
ランディ・オルソン : ハーバード大学で博士号(生物学)を取得後、ニューハンプシャー大学で教授を務め、終身在職権を取得。その後大学を辞職し、南カリフォルニア大学映画芸術学部で映画製作を学ぶ。ハリウッドを拠点に「ドードーの群れ」(トライベッカ映画祭にてプレミア上映)など数々の映画の脚本執筆・監督を行うほか、米国各地の大学、企業、政府機関などにおいて情報発信・プレゼンテーションのトレーニングプログラムを実施

坪子理美 : 1986年栃木県生まれ。東京大学大学院理学系研究科(生物科学専攻)にて博士号を取得。英日翻訳者、生物学者。小型水棲動物の行動研究を行いながら、一般向け科学書の翻訳、科学シンポジウムの企画、理系学生を対象としたライティングセミナーの開催など、「人と科学をつなぐ」活動に取り組む。現在、米国カリフォルニア州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • k5 さん

    久方ぶりにリアルの会議をして、会社の同僚から勧められ、貸してもらった本。とても意義深いし、基本コンセプトであるand, but, thereforeを意識しながら英語プレゼンに臨んだら、とても評判がよかったので、実用的でもあります。ただ、申し訳ないけどちょっと翻訳がイマイチだし、そして何より話が冗長。最後に3ページくらいでまとめがあるんですが、これがものすごく良くまとまっていて、ここだけ読めばよい、かも。。。と、ABTメソッドを意識しながら書いてみました。

  • タナカ電子出版 さん

    この本は科学者でありながらエンターテイメントの仕事していた著者ランディ オルソンの分析体験本です。科学の教員にはおすすめな本になっています。この本の構成はヘーゲルの弁証法にならい テーゼ アンチテーゼ ジンテーゼの3本柱で構成していて物語の必要を投げ掛けてきます!確かに2時間の講義は集中力は持たないが、2時間の物語は楽しみながら観れる。そのエンターテイメント性を科学の世界に持ち込もうとする意欲的提案本です!

  • kochi さん

    「科学のコミニュケーションで不足しているのは物語だ」と主張する著者は、「そして、しかし、したがって」という流れに特徴のあるABT構造と、物語に対する直感を鍛えることを勧める。実は私の仕事の関係の文章はこのABT構造に極めて近いもので、本書の主張に特に違和感がないし、この構造で「納得する」という感覚もよく理解できる。一方、科学に過度な「物語」を期待する/されることの危うさも想定できるので、バランスというものが大切であろうし、そこが難しいのだろう。という風にABTの形にまとめてみましたが、伝わりますか^_^

  • 月をみるもの さん

    ABT(And, But, Therefore)テンプレートとは、いわゆる起承転結である。それは特に目新しいものではない。しかし、因果を求める人間の認識メカニズムは AAA (And, And, And,,,, = 単なる事実の羅列)テンプレートには耐えられない(たとえそれが真に「科学的」な結果であっても)。それゆえ、多くの人々に科学の成果を届けたいと思うなら、ABT テンプレートの採用は不可欠である。← ABT テンプレートを採用してみたんですけど、わかりやすいですかね?

  • xyzw さん

    科学とストーリーという、一見すると相反するような要素がもつ関係性について述べた本著。筆者が指摘するように、一般の人々が想像する革新的で華々しいイメージとは裏腹に、科学界は旧弊で保守的な集団だ。新しい手法には常に懐疑的であり、定着には長い時間を要する。筆者もその点をよく理解しており、科学界におけるナラティブの欠如を、(ハリウッドに代表される)ストーリーテリングに長けた集団への外部委託によって解決するアイデアを提示する。

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ハーバード大学で博士号(生物学)を取得後、ニューハンプシャー大学で教授を務め、終身在職権を取得。その後大学を辞職し、南カリフォルニア大学映画芸術学部で映画製作を学ぶ。ハリウッドを拠点に「ドードーの群れ」(トライベッカ映画祭にてプレミア上映)など数々の映画の脚本執筆・監督を行うほか、米国各地の大学、企

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