擬制の論理 自由の不安 近代日本政治思想論

松田宏一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766423532
ISBN 10 : 4766423534
フォーマット
発行年月
2016年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22

内容詳細

福澤諭吉から丸山眞男へ。思想家たちが擬制fictionの論理によって構成した、さまざまなる「自由な主体」。それらの理論的強度を精緻に検討し、近代日本における政治的言説の存立条件を明らかにする。

目次 : 第1章 「東洋的専制」の運命から逃れられるか?/ 第2章 「義気」と「慣習」―トクヴィルのモメント/ 第3章 国家に「人格」は必要なのか?―穂積八束の「法理」と「主体」/ 第4章 大正・昭和初期における「国家」と「団体」の理論構成/ 第5章 戦後日本政治学におけるホッブズ/ 第6章 擬制の再発見―丸山眞男にとっての福澤諭吉/ 補論1 『文明論之概略』を読む/ 第7章 福澤諭吉と明治国家/ 補論2 「民心」と「公論」/ 第8章 「天賦の通義」?―明治初期「自由」論争/ 第9章 中江兆民における「約」と「法」

【著者紹介】
松田宏一郎 : 立教大学法学部教授。法学博士(東京都立大学)。日本政治思想史専攻。1961年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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