日本統治下台湾の「国語」普及運動 国語講習所の成立とその影響

藤森智子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766423068
ISBN 10 : 4766423062
フォーマット
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
384p;22

内容詳細

台湾総督府による日本語教育は、一九三〇年代以降、台湾各地に設けられた「国語講習所」によって飛躍的に普及した。総督府がめざしたのは皇民化政策にともなう「日本人への同化」であったが、実際には「国語講習所」に通うことは台湾人にとって「社会教育」の実利をも目的としたものでもあった。日本の「国語」普及政策とその実態を文献調査とフィールドワークから明らかにしつつ、その意味を読み解く。

目次 : 第1部 台湾総督府の国語普及政策(植民地台湾における国語普及政策の成立と展開/ 一九三〇年代初期の国語普及政策とその状況/ 一九三〇年代後期から一九四五年までの国語普及政策とその状況/ 「国語講習所」用教科書『新国語教本』の性格)/ 第2部 台湾における国語普及運動の実際(台北市近郊の国語普及運動―台北州海山郡三峡庄の事例/ 北部〓(びん)南人農村地域における国語普及運動―台北州基隆郡萬里庄渓底村の事例/ 北部客家人農村地域における国語普及運動―新竹州関西庄の事例/ 南部離島における国語普及運動―高雄州東港郡琉球庄の事例)

【著者紹介】
藤森智子 : 田園調布学園大学人間福祉学部准教授。2002年慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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藤森智子

田園調布学園大学人間福祉学部准教授。2002年慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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