ジョナサン・D.スペンス

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神の子 洪秀全 その太平天国の建設と滅亡

ジョナサン・D.スペンス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766419061
ISBN 10 : 4766419065
フォーマット
発行年月
2011年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22

内容詳細

清末中国に澎湃と興った太平天国は、死者2,000万人とも言われる世界史上最大の宗教反乱を引き起こした。本書は、太平天国運動を率いて「地上の天国」を追い求め、大陸全土を14年間の内乱に巻き込んだ男の実像を、西洋と中国との宗教的遭遇を軸に、壮大に物語る。科挙に落ちた一人の男を、聖書はどのようにして、変えてしまったのか。多くの信者は、なぜ自ら従っていったのか。新資料に基づく緻密な分析と、精神世界にまで踏み込む大胆な筆致。碩学による太平天国研究の決定版。

目次 : 城壁/ 神の言葉/ 故郷/ 天上の戦い/ 鍵/ 遊歴/ 根拠地/ 裁判/ 団営/ 地上の戦い〔ほか〕

【著者紹介】
ジョナサン・D.スペンス : 1936年イギリス生まれ。ケンブリッジ大学クレア・カレッジ卒業。イェール大学大学院で研究、1965年にPh.D.。その後、同大学で教鞭をとり、1993年よりスターリング・プロフェッサーを務める(2008年退職)。現在、ケンブリッジ大学クレア・カレッジのフェロー

佐藤公彦 : 1949年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。現在、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 飯田健雄 さん

    この本も読みました。生きていてよかった。読んでみてよかったという感想です。私、20年前、ニューヨークにいってニューヨーク大学の図書館で歴史学の分野でどの関連の本が一番多いか半日かけて調べたところ、太平天国の乱とロベスピエールでした。現在の中国政府も、阿片戦争と太平天国の悪夢(トラウマ)に悩まされていると思います。

  • 古川健士 さん

    20数年前に陳舜臣氏の小説『太平天国』を読んで以来、久々手にした太平天国本。太平天国が時間の経過とともに支離滅裂になっていくさまは、それが歴史的事実である以上、どちらの本に書かれていることもそう変わらないが、陳舜臣氏の小説は、太平天国草創期の快進撃を許した清朝政府の腐敗堕落ぶりを、華人作家の立場で非難・告発するかのような場面描写が多いのに対し、英国の歴史学者の手になる本書は、創始者・洪秀全の生涯を軸に、太平天国における信仰の本質を解き明かす歴史書。キリスト教の視点で書かれているためか、多少のとっつきにくさ

  • 古川健士 さん

    20数年前に陳舜臣氏の小説『太平天国』を読んで以来、久々手にした太平天国本。 太平天国が時間の経過とともに支離滅裂になっていくさまは、それが歴史的事実である以上、どちらの本に書かれていることもそう変わらないが、陳舜臣氏の小説は、太平天国草創期の快進撃を許した清朝政府の腐敗堕落ぶりを、華人作家の立場で非難・告発するかのような場面描写が多いのに対し、英国の歴史学者の手になる本書は、創始者・洪秀全の生涯を軸に、太平天国における信仰の本質を解き明かす歴史書。キリスト教の視点で書かれているためか、多少のとっつきにく

  • メルセ・ひすい さん

    15-134‘97出版。底本は翌年の英国出版。中国共産党統治以前の1800年代 科挙試験に落ちた一人の男をキリスト聖書はどのように変えたのか?中国と西洋との宗教的遭遇を軸に物語る。「清」末期中国に澎湃と興った太平天国運動を率いて「地上の天国」を追い求め、大陸全土を14年間、死者2千万人。世界最大の宗教反乱。キリスト教の内乱。その実像を西洋と中国との宗教的遭遇を軸に、新資料に基づく緻密な分析と、精神世界にまで踏み込む大胆な筆致で描く。シュピルマン独.曰く「西洋的特筆を持つ宗教形式、つまり教権的な性質」とした

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ジョナサン・D.スペンス

1936年イギリス生まれ。ケンブリッジ大学クレア・カレッジ卒業。イェール大学大学院で研究、1965年にPh.D.。その後、同大学で教鞭をとり、1993年よりスターリング・プロフェッサーを務める(2008年退職)。現在、ケンブリッジ大学クレア・カレッジのフェロー

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