本所おけら長屋 十二(仮)PHP文芸文庫

畠山健二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569768786
ISBN 10 : 4569768784
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
300p;16

内容詳細

江戸への出稼ぎ中に行方不明になった夫を、妻と娘が探しにくる感涙必至の「おまもり」や、泥棒がおけら長屋に忍び込もうとするも思わぬ展開に巻き込まれる「しにがみ」、江戸にラクダが見世物としてくることになり、万造、松吉が一攫千金を企む「ふうぶん」、黒石藩の家老・工藤惣二郎の年の離れた妹が、鉄斎門下の武士に試合を申し込む「せいがん」といった、笑いあり涙ありの傑作四篇を収録。

【著者紹介】
畠山健二 : 1957年、東京都目黒区生まれ。墨田区本所育ち。演芸の台本執筆や演出、週刊誌のコラム連載、ものかき塾での講師まで精力的に活動する。日本文芸家クラブ会員。2012年、『スプラッシュ マンション』(PHP研究所)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんたろー さん

    『しにがみ』は泥棒・馬助が長屋の女たちと可哀想な境遇の二人を助ける噺で落語的なサゲが小粋。『ふうぶん』ラクダにまつわる万松たちのドタバタ騒動が楽しい。『せいがん』赤岩に代わって剣術会に出場したいと訴える家老・工藤の妹・扶美は男勝りな娘だが、信太郎を好きになって...青春ものみたいで爽やか、扶美が魅力的で殿様の茶目っ気も嬉しい。『おまもり』お糸が行方不明の夫を探しに田舎から出てきた母娘と出会って一肌脱ぐ。「これぞ人情噺!」本作らしい長屋連中の連携プレイで素直に泣けるし、金太が笑わせてくれて満足!次巻も期待♬

  • やま さん

    本所おけら長屋12作目 2019.02発行。字の大きさは…中。しにがみ、ふうぶん、せいがん、おまもりの短編4話。本所亀沢町のおけら長屋の住人が、おりなす泣けて笑えてしんみりする人情物語です。【ふうぶん】天竺舶来の獣らくだが長崎から江戸へやって来ました。万松の2人は、らくだの糞と小便を煎じて薬にすると、どんな病も治ると聞き、糞と小便を売ってひともうけを企みますが。らくだのつばが掛かると顔がただれる、口から火を噴くなどと言う風聞が流れます(笑) そんな時に、らくだが雷に驚いて小屋から逃げ出します。🌿続く→

  • のり さん

    相変わらず賑やかな「おけら長屋」の面々。本作では、目出度い事が二つもあるし、「お里」の足ネタや「金太」のボケ振りは最高。「お満」の出番が少なかったのが残念。そろそろ「万造」と進展があってもいいかな。長屋の住人の如くお節介ですが。「せいがん」が特に良かった。

  • 初美マリン さん

    皆様勢揃い!その中で意外な伏兵は、金太ではないか?物語るなかで、なかなかの働きをする!

  • アッシュ姉 さん

    新年一冊目は大好きなおけら長屋で初笑いと決めておりました。待ってました殿様!めでたい!さぁさ、もっと呑んで呑んで。おけらーずの女性陣もお酒好きが多くて嬉しい。私も混ぜて〜と正月なのをいいことに呑んでばかりいたら母から「おい万松」と呼ばれ、料理がからきし苦手で何回教わっても理解が及ばず「お前は金太か」と言われました。憧れの人はお染さんなんですけどね。

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人物・団体紹介

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畠山健二

1957年東京都目黒区生まれ。墨田区本所育ち。演芸の台本執筆や演出、週刊誌のコラム連載、ものかき塾での講師まで精力的に活動する。2012年『スプラッシュ マンション』(PHP研究所)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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