日本語社会のぞきキャラくり 顔つき・カラダつき・ことばつき

定延利之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784385365251
ISBN 10 : 4385365253
フォーマット
発行年月
2011年03月
日本
追加情報
:
224

内容詳細

使い分けが望まれる敬語表現などとは違って、変わらないことが期待されているもの=キャラ。時に人々が悩み苦しみもするキャラと言葉の関係に迫る。三省堂辞書サイトの人気連載、待望の書籍化。

【著者紹介】
定延利之 : 神戸大学大学院国際文化学研究科教授。博士(文学)。専門は言語学・コミュニケーション論。従来の研究では見過ごされがちな現象に目を向け、ことさらに観察することにより、研究枠組みの問題点や新しい進展の方向性を検討している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Chicken Book さん

    これまで読んでいた本でなんどか引用されていた本だったので、学術的な硬い本なのかと思っていたけど、かなり砕けた文章で読み物として面白いと思った。「キャラクタ」をどうとらえるか、についていろんな視点が与えられ、視野が広がると思う。

  • kenitirokikuti さん

    〈日本語社会において、一人の話し手が発することばの多様性や、コミュニケーションの幸・不幸を捉えるには、「スタイル」と「人格」だけでは限界がある〉。〈外国人が日本語を学ぶ際に、キャラクタが大きな問題になっている〉。「だめねェ」「暑いわァ」奥様の女言葉でしゃべる不自然さに気づかない男の先生。日本語検定1級の才媛「明日は晴れますかな?」(おじいさん先生に習ったのだろう!)。同じく優秀な女子留学生が男子学生への呼びかけで「ボクー?」もちろんガキ扱いの意図はない。

  • books さん

    定延氏の独特な文体。正直言って一回読んだだけではうまく理解できなかった。だが、定延氏の考え方は独創的で目が惹かれるものが多い。この本でもそういった箇所が見られた。再読せねば!

  • shimojik さん

    人間の社会的な部分にキャラはある。コミュニケーションの方法として。

  • みかんAA さん

    役割語は私の研究分野の一つだから、本当はもっと真面目に読まないといけなかったのだが、定延先生が余りにも面白すぎて、軽い気持ちでぱーっと(…と言うほどの速度では無かったが)読んでしまった。出てくる参考文献を読んだことある・見たことあるってのは、何だか自分凄く勉強してるような気分になれますね(笑)

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人物・団体紹介

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定延利之

1962年大阪生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了、博士(文学)。神戸大学名誉教授。2017年より京都大学大学院文学研究科教授。専門は言語学・コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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