スラヴ語入門

三谷恵子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784385364667
ISBN 10 : 4385364664
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
追加情報
:
224

内容詳細

インド・ヨーロッパ語族の中、一大勢力をなし存在感を示す、ロシア語、チェコ語、ポーランド語などのスラヴ系の諸言語。その歴史と分類、言語特徴、文字と音などを簡明に解説した、初めての入門書。

【著者紹介】
三谷恵子 : 東京生まれ。東京大学文学部卒、東京大学大学院博士課程修了。東京大学文学部助手、筑波大学文芸言語学系助教授をへて、現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専攻は言語学・スラヴ語学・スラヴ言語文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • サアベドラ さん

    現代スラヴ語の音韻、形態、統語的特徴および歴史が簡潔にまとめられている。スラヴ語派は他の印欧語派に比べ同質性が高い分、細かい所に微妙な差異があるので、本書のようにまとめて扱ってくれると違いが掴みやすくて便利ですね。

  • 我門隆星 さん

    「入門」というタイトルを信じると痛い目にあうかもしれない書籍。ロシア語を知り、「アオリスト」が雰囲気に理解できれば、まだなんとか。スラヴ諸語を概観する良書。

  • ががが さん

    スラブの言語はロシア語ぐらいしか自分はやってないので、少し読むのに苦労した。スラブ語は同じような特徴を持つ言語が多いのだとか。比較するようにしてスラブ諸語をグループごと、言語ごとに分けて解説しているので違いを見つけやすい。同じ東スラブ諸語でも、ウクライナ語とベラルーシ語の向かう方向が全然違うことや、地理的に他のグループの言語の影響を受けていると思われるブルガリア語とマケドニア語が個人的に興味深かった。いくつかスラブの言葉を勉強してからもう一度読みたいと思う。

  • Koning さん

    日本語で出ている本として現代のスラヴ語を網羅したありがたい本。和書ならではのカタカナ表記の例は良いと思う。薄い割に中味の濃い良書と言って良いと思う。

  • ちゃせん さん

    スラヴ語派の言語について、言語学的、歴史的、社会的など、様々な視点から解説した本。スラヴ語についてまとまって読める日本語の本は非常に貴重であるし、それぞれの言語について丁寧な解説がなされている良書。

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人物・団体紹介

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三谷恵子

東京都出身。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専門は言語学、スラヴ語学、スラヴ言語文化研究。筑波大学、京都大学を経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授(2013〜2022年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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