荷風と明治の都市景観

南明日香

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784385364414
ISBN 10 : 4385364419
フォーマット
発行年月
2009年12月
日本
追加情報
:
20cm,240p

内容詳細

あるべき景観とは何か。風土の語り部・永井荷風を通し、明治の東京の成り立ちとその結果を読み解き、現代の東京を考える待望の書。明治の首都計画、荷風の欧米都市体験、荷風の好む東京の景観などを図版と共に紹介。

【著者紹介】
南明日香 : 1961年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程満期退学、Ph.D.(フランス国立東洋言語文化研究院)。相模女子大学学芸学部教授。専門は日仏比較文学・比較文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kthyk さん

    「東京は醜い」と言う言葉から始まるのはユニーク。題名の通り、永井荷風が批判し、好んだ都市景観の集大成。内容は都市計画者やデザイナーではないだけに、返って興味深くユニークだ。文化景観感覚、シティビューティフルな空間像、ヴァンダリズム(公共物破壊)遊歩者フラヌール、淫祠東京趣味。オペラでは体験あるが、まだ一度も訪れたことのない街。ローデンバックの小説「死都ブルージュ」。「すっかり寂れてしまった運河の街、この街に住む亡妻の面影を忘れずにさまよう男性の生涯と重ね合わせられ、哀切きわまりないイメージを醸し出す」。

  • とみやん📖 さん

    何せ、一世紀も前の首都を題材としており、隔世の感がある。市区改正により、日本らしい景観(曰わく、水辺、草木、白壁、風月など)がなくなるのを呪詛した荷風の主張を、その前半生を追いながら検証している。良家出身で明治の時代から自費で欧米に行けたというバックボーンが一番大きいと感じる。荷風の主張も著者の主張も何となく分かるが、国家国民への責任を負う当時の為政者への共感が勝る。変化の大きい我が国には避けられない命題か。あれほど、荷風が嫌った赤煉瓦や偽欧風をむしろ現代では賛美、復古しているのも皮肉を感じる。

  • 果てなき冒険たまこ さん

    「東京は醜い」の一言から始まるこの本は荷風先生の言葉を通したり歴史を検証したりで日本における明治以降の景観を考えるというコンセプト。こないだ京都に旅行に行ってきたんだけど、まぁ醜いね。駅から東寺は見えないわ、商業施設が並んでる景色しか見えないなんて、これが日本第一の文化都市だなんてどの口が言ってんだというほどの醜さだったな(もう行かない)景色なんてのは行政と民間と一般庶民の意識が同調しないとろくなもんはできないよね。今の日本じゃほぼ無理だ。

  • yooou さん

    ☆☆☆★★ 題材もアプローチも非常に良いものを持ちながら、やや踏み込みが足らない気がしました。

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