教科書の中の世界文学 消えた作品・残った作品25選

秋草俊一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784385362373
ISBN 10 : 4385362378
フォーマット
出版社
発行年月
2024年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;21

内容詳細

"2019年に刊行された『世界文学アンソロジー』の姉妹編。
1950年代以降に国語教科書に採録された外国文学作品から25編を厳選し、採録時にカットされた箇所も含めて収録。
各年代の採録作品を通して,当時の世相や国語教育を取り巻く状況に触れた解説やコラムも必見。"

【著者紹介】
秋草俊一郎 : 1979年生まれ。日本大学准教授。専門は比較文学・翻訳研究

戸塚学 : 1980年生まれ。武蔵大学教授。専門は日本近現代文学で、特に1920〜30年代のモダニズム作家の表現や、作家の翻訳行為に関心を持っている。三省堂高校国語教科書編集委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • くさてる さん

    国語教科書に掲載された海外文学を27作品集めたアンソロジー。読んだ記憶のある作品はなかったけれど、添えられている解説などを読むと、国語の教科書にこめられた教育の理念に崇高なものさえ感じる広さと豊かさのあるアンソロジーでした。なにより傑作で粒ぞろい。強制収容から逃れようとする男の道行きを描いたムンテヤーニ「一切れのパン」ホラー短編集に収録されるのも納得のサンソム「垂直の梯子」悲しくて胸が痛むのにどこか温かいアルラン「降誕祭」しみじみと良いスタインベック「朝めし」などがとくに印象に残りました。

  • まおまお さん

    わたしは教科書に感謝していて、質はどうであれ学童期などに名作を吟味できた経験は貴重だと思っている。掲載作品の中で唯一記憶してるのは『最後の授業』で、当時当てずっぽうに答えたことが正解だったらしく先生にえらく褒められたので印象に残っていた。しかし解説を読むと、日帝と同じ構造によるフランス語のプロパガンダとして教科書から姿を消した、とあり、大人になって読む価値はこういった背景も取り込めるところだなぁとつくづく感じた。全編おもしろく読めた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品