成功ではなく、幸福について語ろう

岸見一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344033009
ISBN 10 : 4344033000
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
270p;18

内容詳細

成功と幸福を同一視しないことから始めよう。
アドラー哲学「嫌われる勇気」岸見一郎による幸福論の決定版
高校生へ語った伝説の講演「これからの人生をどう生きるか」も完全収録!

1章 成功と幸福
相談「人生への絶望感とどうつきあっていくべきでしょうか」
相談「住む場所から子どもの名前まで、妹に真似をされて困っています」等
「私の人生は回り道ばかりだった」
2章 自分の課題・他人の課題
「自分の価値は自分で決める」
相談「現在39歳・婚活中ですが男性に幻滅してしまいます」等
3章 喧嘩に勝たない・人の期待にこたえない
相談「やる気に溢れた職場で私だけ期待に応えられません」
相談「主人が会社を辞めたいと言います。」等
4章 今日を今日のためにだけ生きる
相談「母親の介護中。口だけ出す兄に困っています」等
5章 ただそこに、いてくれるだけでいい
「本当の幸福は摩擦の中にある」
相談「大切な人が重い病気にかかってしまいました」等

筆者について
1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。
著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(古賀史健と共著、ダイヤモンド社)、『人生を変える勇気』(中央公論新社)『アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ』(KKベストセラーズ)『三木清「人生論ノート」を読む』(白澤社)『老いた親を愛せますか?』(幻冬舎)、訳書にアドラー『個人心理学講義』『人生の意味の心理学』(アルテ)、プラトン『ティマイオス/クリティアス』(白澤社)など多数。

【著者紹介】
岸見一郎 : 1956年、京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。著書、訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はるき さん

    身近なお悩み相談に、正直に簡潔に回答する。読むと、自然と肩の力が抜けていきます。変えようがないことで悩まない。コントロールフリークにならない。心がけたい。

  • 江口 浩平@教育委員会 さん

    【アドラー心理学】成功を求めるあまり幸福から遠ざかるということが、この歳になってようやく実感出来るようになってきたため手に取った一冊。著者である岸見さんが様々なお悩み相談に回答する形で、アドラー心理学ベースの考え方に触れることが出来るという読みやすい本だった。高校生に対して「これからの人生をどう生きるか」と題して講演したものがそのまま収録されており、とても良かった。アドラー心理学で謳われている「他者と協働して問題解決に向かう能力」は、これからの教育にも求められるものである。もっと勉強していきたい。

  • ルート さん

    岸見先生が色んな方の相談に答えた本。子どものこと、パートナーのこと、仕事のことなど、具体的に答えられている。『嫌われる勇気』のケーススタディ版かな。岸見先生は、哲学者の三木清先生の著作をよく読んでいられたそう。三木先生の『人生論ノート』からの引用で、「我々の生活は期待の上に成り立っている」「時には人々の期待に全く反して行動する勇気を持たねばならぬ」とある。これを岸見先生は「これはまさに「嫌われる勇気」です」と述べている。自分自身の人生を生きることで、幸福に近づける。もちろんそのためにも話し合いが必要だ。

  • 西 さん

    自分自身で道を選ぶことができること、幸福であることに気付きさえすれば幸福になれること、失敗=不幸ではないこと。思い通りにいかないことがあっても、その中で自分なりの選択ができることを忘れないようにしたい。

  • 薦渕雅春 さん

    「嫌われる勇気」で有名になった著者、本著は凄く読みやすい。Q&A があったり、一般人からの質問にも答えていたり身近に感じるが、裏を返せばチョッと物足りない感じも。〈ただ、一つ確実にいえることは、幸福になるために、いわゆる挫折体験は絶対に必要です。生きていく上で感じる苦しみや挫折感は、鳥が空を飛ぶために必要な空気抵抗のようなものです。〉は、この間読んだ弘兼憲史さんの著書に相通ずる所があると思う。〈まず、成功と幸福は別物であるということです。多くの人が人生の目標と見なしているのは、幸福ではなく成功なのです。〉

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