河出書房新社編集部

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クリストファー・ノーラン[文藝別冊]

河出書房新社編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309980287
ISBN 10 : 4309980287
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;21

内容詳細

作家主義とメガヒットを両立させる稀有な映画監督クリストファー・ノーラン。最新作『TENET テネット』からデビュー作『フォロウィング』まで、その作品世界に迫る総特集。


《目次・収録作品》

論考 ノーランから学ぶ
【ノーランの要素】
大久保清朗(映画評論家)
夢の索引、あるいはクリストファー・ノーランの映画的時間――『インセプション』『インターステラー』『ダンケルク』を中心に
町山智浩(映画評論家)
ノーランの図書館 迷宮のボルヘス
入江哲朗(アメリカ思想史研究者/映画批評家)
クリストファー・ノーランとジェームズ・ボンド――ノーラン作品における007シリーズへのオマージュを読み解く

【ノーランの影響】
宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)
クリストファー・ノーランとワーナー・ブラザーズ――二一世紀ハリウッドの光と暗闇
戸田信子(映画音楽作曲家・音楽監督)
映画音響でノーランが見出そうとしている映画の未来
種田陽平(美術監督)
大スクリーンの中の重力と浮遊感
葦見川和哉(映画・映画音楽ライター)
ノーランが仕掛ける音楽≠フマジック――ノーラン作品と映画音楽の関係性

【ノーランの哲学と科学】
山崎詩郎(物理学者)
物理学で楽しむ『TENET テネット』の時間
斎藤環(精神科医、批評家)
トラウマ・時間・エントロピー
田崎英明(クィア・政治理論)
バットマンの暴力批判論?」
大口孝之(映像ジャーナリスト)
クリストファー・ノーランのこだわり――技術面から見たノーランの特徴

作品解題 謎解きノーラン
『TENET テネット』(2020)
大寺眞輔(映画批評家)
映画的価値の第四フェーズ――『TENET テネット』を映画として如何に評価するか

遠藤京子(ライター)
地獄はTENETの不在

松崎健夫(映画評論家)
月を見て指を見ないクリストファー・ノーランの映画史観

『ダンケルク』(2017)
森直人(映画評論家)
ハイコンセプトな「映画の時間」

『インターステラー』(2014)
添野知生(映画評論家)
人類の滅亡より娘の成長に恐怖する父

『ダークナイト ライジング』(2012)
門間雄介(ライター)
這い上がることを学ぶため

『インセプション』(2010)
小野寺系(映画評論家)
ラストシーンで独楽は止まるか

『ダークナイト』(2008)
村山章(映画ライター)
シカゴのモダニズム建築がもたらした現実主義

『プレステージ』(2006)
長谷川町蔵(文筆家)
映画と原作を比べてわかるノーラン兄弟の鮮やかな手口

『バットマン ビギンズ』(2005)
杉山すぴ豊(アメキャラ系ライター)
ノーランが作り上げたバットマンのみがヒーロー≠ニいう世界

『インソムニア』(2002)
SYO(映画ライター)
ミニマムな人数でマキシマムな物語を作る

『メメント』(2000)
渡邉大輔(批評家/映画史研究者)
記憶喪失と中動態的サスペンス

『フォロウィング』(1998)
照沼健太(編集者/ライター/写真家)
コッブとは何者なのか

【インタビュー】
佐藤信介(映画監督)
映画監督からみたノーラン・マジックのタネ

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たらお さん

    ノーラン映画のお気に入りは@ダークナイトAインセプション。お気に入りの映画評論家が見つかるかなと思ったが、小難しい映画を小難しく論ずるものが多く、町山さんにしてもノーラン映画に関わる書籍のことで今回はどうも難しい。分かったのは、多くの脚本に弟のジョナサンが関わっており、ダークナイトでは初稿の時点で完成に近いジョーカー像は示されていたようだ。どちらにしても、新作が楽しみな監督である。

  • kurupira さん

    大体は読んだので、特にTENET部分の評論の感想をメモ的に記載。参照している他の映画が興味深い、ヒッチコック「めまい」、ブルースリー「燃えよドラゴン」、ドラえもん、、などなど。日本人の時間SFへの理解度の話はなるほどと思った。

  • Masayuki Shimura さん

    【ノーランという映画作家の面白さは、誰も観たことがないような壮大なギミックやスペクタクルで観客を驚かせながら、常に古典的な甘いメロドラマを描こうとしていることだと思っている。その試みが成功しているかどうかは新作ごとに観る側が判断するとして、ノーランは、時に相反するこの両輪にこだわり続けている監督なのである】(文中より引用)・・・・・ノーラン監督の作品を捉える視点を一段階深めてくれること間違いなし。「どうしてノーラン監督の作品はノーラン監督らしいのか」という問いに多くの回答を与えてくれる作品でした。

  • akanishi さん

    また観よう。  書籍の内容としては、映画評論だけでなく、ドラえもんにより日本では時間移動に理解があるのではとする文化論、物理学者による時間解説など多彩だった。

  • Go Extreme さん

    ノーランから学ぶ ノーランの要素: 夢の索引、あるいはクリストファー・ノーランの映画的時間 ノーランの図書館 迷宮のボルヘス ノーランの影響: クリストファー・ノーランとワーナー・ブラザーズ―21世紀ハリウッドの光と暗闇 映画音響でノーランが見出そうとしている映画の未来 大スクリーンの中の重力と浮遊感 音楽≠フマジック ノーランの哲学と科学: 物理学で楽しむ『TENET テネット』の時間 トラウマ・時間・エントロピー バットマンの暴力批判論? クリストファー・ノーランのこだわり 作品解題 謎解きノーラン

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