丸尾画報DX I改 パン・エキゾチカ

丸尾末広

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309921396
ISBN 10 : 4309921396
フォーマット
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
214p;26

内容詳細

鬼才丸尾末廣畫伯約四十年の畫業を集成!高畠華宵、江戸川乱歩、夢野久作の衣鉢を継ぐ昭和・平成屈指の怪異・畸想・浪漫!!DX1(二〇一三)から二十頁増補し意匠を一新!!!幻の丸尾末廣昭和復古調憂國畫集再々々刊成る!!!!

目次 : DX 1改(瓶詰の地獄/ 新しいものの終焉/ 絶景日の丸博覧會 ほか)/ 往之卷(マルオドロールの歌/ 來たるべき世界/ 忍者と悪女 ほか)/ 復之卷(ミナミゾウアザラシの樂園/ 色彩間苅豆/ デッサン ほか)

【著者紹介】
丸尾末広 : 昭和31年長崎生まれ。十五歳にて上京。二十四歳にてポルノ漫畫家としてデヴュー。漫畫作品『パノラマ島綺譚』(手塚治蟲文化賞新生賞受章)等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • HANA さん

    署名本、ミリタリー仕様特装版入手。冒頭「少女椿」鳥居みゆき「方舟」ポスターから始まり、新作が収録されている事に嬉しさを感じる。新作と過去の作品、並べてみるとタッチの違いがよくわかる。最近の作品の方が透明感があるというか。とはいえ久作や乱歩と共通したような世界観は健在。新作の地中海の空気を思わせるような透き通った瓶詰地獄を楽しんだ後、旧作の大正や戦前の土俗と紙一重の帝都を堪能できた。巻末に収録されている高畠華宵との架空対談も必読。エルンストは以外だったな。過去から現在までの著者、思う存分楽しめた一冊でした。

  • ぐうぐう さん

    「時代の半歩先を行くって?! みみっちい事言ってんじゃないよ。時代の先端を行く身振り。未来を先取りしやうとする奴は、創作とは無縁だ。すべての藝術は過去と相性が良い。藝術は時代精神を反映するものではない。私の妄想を反映するのだ」丸尾末広の画に私達が興奮し、魅了され、それでいてどこか見てはいけないものを見せられてしまっている気がするのは、丸尾の画が、私達の過去の、あるいは世界の歴史の、うしろめたさを露骨に描いているからなのだ。(つづく)

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丸尾末広

昭和31年長崎生まれ。十五歳にて上京。二十四歳にてポルノ漫畫家としてデヴュー。漫畫作品『パノラマ島綺譚』(手塚治蟲文化賞新生賞受賞)等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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